松本市寿南(寿小池公民館)2023.04.03
■ ここも脳内検索でヒットしたスポットです。春爛漫ですね。
火の見櫓のある風景 松本市寿北(上瀬黒公民館前) 2023.04.03
■ 火の見櫓と桜のツーショットが撮れそうなところを脳内検索して、出かけてきました。牛伏川沿いの桜並木に立つ火の見櫓を撮りました。背景の山は仁科三山(左から爺ヶ岳 鹿島槍ヶ岳 五竜岳)です。期間限定の風景です。
1 火の見櫓のある風景を透視図法的に正確に描こうと思えば、消失点(VP、バニシングポイント)を押さえて捨て線を下描きする必要がある。捨て線をなぞるように線を引けば良いが、そうしないで、いきなり本チャンの線を引くと、VPに向かって引くべき線がずれてしまい、複数視点で描いているような表現になってしまう。
理屈は理解しているつもりだが、しまった!という線も消すことが出来ないから・・・(と、言い訳)。風景構成要素の大きさと位置関係を正確に表現すれば、パース的にも違和感のない構成になるはず、との思いから描いている。
写真とスケッチを比べると、蔵の屋根の勾配が違う。蔵の勾配が見た目に急すぎると思って、意図的に勾配を少しなだらかにしたから。火の見と屋根との位置関係も実際とは違ってくる。屋根面が見えそうで見えず、棟だけ見えるという難しい立ち位置。
風景をなにもリアルに描く必要はない。無い方が好いと思う要素は省略するなどして、風景を魅力的に再構成すること。創造行為とはそういうものだ、と私は思う。
2 線描後、線で囲まれた対象の中を水彩絵の具で着色する。これって塗り絵とどう違うのか。この指摘というか問いに、明快な回答はできない。塗り絵ではいけないのかな・・・。マチスやミロが好きだから、無意識のうちに自分の描き方も同じようになっているのかも。
風景を描いているのだから、空気遠近法を意識して遠景、近景で色の濃淡を変えてみようかな。
風景を描いているのだから、空気遠近法を意識して遠景、近景で色の濃淡を変えてみようかな。
上手く描こうなどという邪念を捨てて、描きたいように描く。難しい・・・、修行の道は果てなく続く。
* 線描は現地でしています。立って描くのと、椅子に座って描くのとでは、視点の高さが変わるため、立って描いています。着色は道具の持ち運びなどの都合から自宅でしています(以前は着色も現地でしていました)。
* 線描は現地でしています。立って描くのと、椅子に座って描くのとでは、視点の高さが変わるため、立って描いています。着色は道具の持ち運びなどの都合から自宅でしています(以前は着色も現地でしていました)。