透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

塩尻市片丘の火の見櫓

2023-04-04 | A 火の見櫓っておもしろい


(再)塩尻市片丘(松林寺の近く)3柱66型トラス脚 2023.04.03

 火の見と桜のコラボなスポット、ここは塩尻市片丘。松林寺の参道の桜が見ごろだった。


踊り場まで設置された外付け梯子は分団詰所の2階から登るようになっていて、地上からは登ることができない。建設当初はこうなっていたわけではなく、後年の対応だと思われるが、そのことを示すようなものは確認できていない。


メンテナンスされていて、櫓はピカピカ。3本の柱の上端を横架材で繋ぎ、その部材(等辺山形鋼)に半鐘を吊り下げてある。


この火の見櫓を見るのは今回が初めてではなく、数回見ているが、屋根の内側の構造をきちんと観察したのは今回が初めて。6本の屋根下地補強材の中間を丸鋼(だと思う)で繋ぎ、避雷針の下端を支持している。このような架構は建築でも見られるが、ハイテックなイメージで、好きな構造だ。


 


ここ、谷中の坂だ。

2023-04-04 | D 切手



 昨日(3日)届いた封書に貼られていた切手。ネットで調べようと、「84円切手 猫」で画像検索したけれど、見つけることが出来なかった。イラストを改めて見て、描かれているのが谷中の坂・夕やけだんだん だと分かった。何年も前、谷根千を歩いたことがあるが、その時、この坂も上った。「84円切手 谷中の坂」で検索すると、この切手が見つかった。

江戸―東京シリーズ 第3集 で今年の3月8日にシートで発行された切手の中の1枚だった。坂の向こうに火の見櫓が立っていたら、ぼくもスケッチしたくなるような風景だ。この切手、色彩が渋くていいなぁ。