(再)塩尻市片丘(松林寺の近く)3柱66型トラス脚 2023.04.03
■ 火の見と桜のコラボなスポット、ここは塩尻市片丘。松林寺の参道の桜が見ごろだった。
踊り場まで設置された外付け梯子は分団詰所の2階から登るようになっていて、地上からは登ることができない。建設当初はこうなっていたわけではなく、後年の対応だと思われるが、そのことを示すようなものは確認できていない。
メンテナンスされていて、櫓はピカピカ。3本の柱の上端を横架材で繋ぎ、その部材(等辺山形鋼)に半鐘を吊り下げてある。
この火の見櫓を見るのは今回が初めてではなく、数回見ているが、屋根の内側の構造をきちんと観察したのは今回が初めて。6本の屋根下地補強材の中間を丸鋼(だと思う)で繋ぎ、避雷針の下端を支持している。このような架構は建築でも見られるが、ハイテックなイメージで、好きな構造だ。