史跡訪問の日々

幕末維新に関わった有名無名の人生を追って、全国各地の史跡を訪ね歩いています。

須磨

2016年06月03日 | 兵庫県
(一の谷公園)


安徳帝内裡趾傳説地

 山陽須磨駅を降りて、目の前の国道を西に進む。住宅街に至る急な坂を昇ると、小さな公園に出会う。一の谷公園と呼ばれるこの公園は、安徳帝内裏跡といわれる場所で、ここに皇女和宮像がある。


皇女和宮像

 この和宮像は、兵庫県議などを務めた中村寅吉氏が「日本女性の伝統ある美徳保持」を願って和宮像を造り、昭和初期に神戸の三つの高等女学校に寄贈したという記録が残る。一の谷公園の像は、その中の一つとみられるが、戦後神戸市の山中に放置されているのが見つかり、平成十二年(2000)に現在地に移された。

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