東日本大震災からちょうど3年。
早いですね。もう3年も経ってしまった。
去年、音楽仲間が主催する東北復興支援のプロジェクトに加わって
相方と一緒に岩手県の大船渡へ行き、現地で復興支援のライブをやって来た。
プロジェクト自体の在り方には、まだ考える部分があったとはいえ、
現地を自分の目で見て来るという事が、凄く大事なことだと思った。
演奏時間までの待ち時間に、歩いた道は全て地盤沈下していたし
家の土台だけが残っていたり、家の形は残っていても、
とても修復して再び使う事など出来ないものだったり…
『こりゃ、俺たちがどうあがいても、どうにもならないなぁ』
と言うのが、僕の正直な気持ちだった。
逆に、何か出来ないものか?と考えて、ブログで発信したり、
復興支援の募金等に積極的に参加するようになった。
一番大事なのは間違いなく、『東北を忘れない事』だ。
さて、それでは政府は何をやっているのか?
復興支援より、憲法解釈を変えて集団的自衛権の行使容認の
法的裏付けとなる国家安全保障基本法案を作って自衛隊を、
実質的な『国防軍』に仕立て上げようとしたり、
『デフレ脱却』が最優先で、消費税アップなどのやりたい放題。
挙句の果てには、原子力技術の輸出したさの為に、
安全性に保証が無いにもかかわらず、『原発再稼働』などと、
国民の誰も望んでいない方向へ突き進もうとしている。
デフレ脱却よりも、被災地(東北だけじゃない)の復興が最優先でしょう?
3年過ぎて、目に見えた復興が何も進んでいないのは、政府にやる気が無いから・・・・
巨大な防波堤を作っても、同じような地震が来たら防げる保障が無い。
それに、そんなものはおいそれと簡単には作れない。
作っている間に、また地震が来たら全くの無駄になる。
とにかく、住宅の再建と街の機能回復が最優先だと思うけど・・・・
自民党は、やっぱり信用できない。
原発に至っては、この3年間電力不足に陥ったのか?と言いたい。
省エネが浸透してきて、去年の猛暑も乗り切ったじゃないの・・・・
と、言う事は『無くても良い』なのです。
東北は東京の植民地・・・・なんて声も聞く。
電気を大量に消費しているのは、東京を中心とする首都圏だからね。
原発が『有った方が良い』のは、電力事業に関わる議員や企業の連中でしょう?
安倍政権は世界中に嘘を言って、東京オリンピックを騙し取った・・・・
なんて言われないように有りたいものですな。