『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

『先に繋がらない、金の無駄遣い』

2014年03月28日 | Weblog

今日は、就業後に普段は昼食を食べるホールに集まって、年度末の慰労会。
子会社ゆえに、利益の殆どを本社に吸い上げられる。
そんな事は、グループで連結決算をしている会社ならば、
どこの会社でも、やっている事なのだけれど、それでは子会社の社員には
『盗られた』感が強いので、少しでも会社の利益確保に貢献したという
実感を持たせるためのイベントというのが子会社の経営陣の言い分。

でも、実際には『本社に取られるくらいなら……』
という、尻の穴の小さい人間が考える『先に繋がらない、金の無駄遣い』と言うのが実態。
数年前には誰も弾かない、高価な電子ピアノを買って会社のホールに置いてみたり、
経費で落とせるギリギリの金額で、菓子の詰め合わせを配ったりと、
本当はそんな事をしても、誰も喜んで居ないような事が殆ど。

電子ピアノは、弾いている人を見た事が無いし、いまだにペダルにビニールが付いている。
その他にも、会社の備品みたいにして無駄なものを毎年買い込んでいる。
そんなものを買う金があるのなら、測定器や気の利いた工具を欲しいと思うのだけれど
それだと個人に還元できないから・・・・と言う事なのだろう。

お菓子の詰め合わせだって、家族の居ない独身者にとっては迷惑な話。
とにかく、そう云ったものを喜んでいるのは、ごく一部の人間だけ。

夕方から開催される宴会は、お決まり社長挨拶から・・・・
そして、普段は出番が無いNo2が、乾杯の音頭の前に演説を始める。
数日後に、年度初めの訓示で、ほぼ同じ内容の話があるので、誰も聞いて居ない。
これは組合主催の新年会『旗びらき』でも、全く同じ事。

そんな訳で、僕は冒頭の30分はデスクで時間をつぶしてから参加する。
帰りも一緒で、最後に演説する誰かさんの話が始まる前に退散する。

それよりも『先に繋がらない、金の無駄遣い』の象徴が残飯。
ケータリングで、結構豪勢な食べ物を注文するのだけれど、テーブルによっては
殆ど手つかずで、捨てる事が多い。
今の時代、独身者だって残った料理を持って帰る人間なんて居やしない。
かと言って、せこい料理で慰労会は、それこそ顰蹙を買うだろうし・・・・

決算で殆ど利益を本社に供出して、残ったほんの少しの黒字を
こんな形で使うのは、僕の趣味じゃない・・・・
僕は毎月のアパートの収入から『ユニセフ』と『国境の無い医師団』に寄付をしています。
こんな金を使うなら、寄付に回したらどんなに喜んで貰えるだろう・・・・
どれだけの子供の命が救われるだろう・・・・・と思ってしまうのです。

コメント
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