やっと週末。
今週は土曜日に芝居の稽古、日曜日はサッカーの試合。
芝居の稽古は、劇中で使う楽曲がメールで配信されて来て
今は一生懸命、譜面を見ながら覚えている最中。
譜面を見る限り、『おじさん達に唄えるのか?』
という心配があるほど、結構難しい。
と言うのも、おじさん達が苦手とする休符が頻繁にあるので、
その部分の切れを良くする事と、休符明けの最初の音を立ち上がり良く
パーンと出す事が凄く大事で、それが出来ないとダラ~とした唄になってしまう。
多少の音の間違いは、後で直るから良いのですよ。
おじさん達で、オペラ好きのリズム音痴の御仁はいつも音が遅れるし、
逆にいつまでも音を残して、譜面どおりに唄っているのを聞いたことが無い。
もう一人の声楽をやっていたおじさんは、自信があるみたいだけど
やっぱり立ち上がりにフワリと声を出す。
そして、妙なビブラートがかかった、ロングトーンはこの二人に共通している。
どうもクラシック系の方はそういう傾向にあるみたいだ。
他のおじさんは、一人では唄えない。
誰かの唄い出しに合わせて声を出すから、絶対に遅れる。
おじさん達に共通するのは、ビート感が無い事。
8ビートの曲だろうが、4ビートの曲だろうが一緒。
裏にある16や8のリズムが、体に存在しない感じです。
だからロックや、ジャズのスウィングなんて曲を作って貰っても唄えない。
まぁ、そうは言っても『無いものねだり』的な事になるから仕方がない。
実は毎年、おじさん達と合唱するのが凄くストレスなのですよ。
まず、練習をして来ている人は、半分も居ない。
唄って来ては居るんでしょうけれど、譜面を見て音符がどうなっているのか?…
それをどう唄うのか?・・・・まで意識して、練習して来て居ない。
これ、聞いていて解るんです。やっぱりバレちゃうのですよ(笑)
明日の稽古までに覚えて来る人は居ないだろうなぁ・・・・