『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

信用失墜・・・

2014年03月15日 | Weblog

この間、話題になった佐村河内氏の、『ゴーストライター』騒ぎ。
今回は、『末はノーベル賞か?』なんて、マスコミが大騒ぎして
研究者を、アイドルみたいに持ち上げた挙げ句に、インチキが発覚!

前者の佐村河内氏の件は、何が問題なのか?僕には良く解らない。
出来上がった楽曲が素晴らしければ、誰が作曲しようが関係無い。
それが誰かが書いたものを、盗んで発表したのなら問題だろうけれど
ゴーストライターとの密約で、いわゆる『契約』が成立していたのだから
我々、聞く側にしてみれば何の迷惑も被っていない。

ゴーストライター氏が、取り分の件で揉めての結末・・・・じゃないの?
そうだとしたら阿呆だよね?
騙すならずっと騙し続けていれば、お互いの軋轢があったにせよ
音楽を供給して、お金を稼ぐというビジネスまで失わずに済んだのに・・・・
欲をかいて、全てを失うという、イソップの話そのもので笑えます。

そもそも、芸能界にはゴーストライターなんてものはウジャウジャ居て
芸能人の手記なんていうのは、その典型でしょう・・・・。
売れっ子芸能人が本を書くなんていうのは、時間的に無理。
そんな文才があるとも思えない、知的レベルの低い人の方が多い世界。
嘘と虚飾で成り立っている芸能界で、ゴーストライターなんて当たり前です。

そんな事を問題にして大騒ぎしているマスコミ報道自体が茶番です。

一方、日本の最高研究機関と言っても過言ではない『理研』の研究室から
いかにも問題がある文書が流出した問題は大きい。
こちらは、世界中に嘘の研究成果を発表して時の人になっちゃった。

酷いのは研究所のコメント。
『経験不足の若い研究者をリーダーにした事が問題』だとさ・・・・・
こんな事言って居るから、若い研究者やリーダーが育たないのですよ。
僕からすれば、そんなコメントをする組織のリーダーの方こそ問題があって
いつまで経っても、若返りの出来ない組織を作る事になってしまう。

僕の会社もそう。
定年間近の50代後半から60代前半の人間が、会社の経営を担っている。
オーナー会社なら仕方が無いでしょう。
数年後には退職してしまう人間が、長期計画をたてて押しつける。
酷いのは、目先の成果だけに捉われた人事。
将来に向けて、どんな人材をどうやって育てるのか?
組織が将来的に、伸びて大きくなって行くためには、そう云った組織を
運営して行く人材を育てないといけないのに、そうじゃない。

若い世代が『俺たちの将来を、あんたら爺さんに決めて欲しく無い』
と感じてくれたら、まだ救いがあるのだろうけれど、
そう云った疑問も持ったら、組織で生きて行けないから、腰ぬけが多くなる。

会社や組織の運営上、ルールが必要な事は解っている。
でも、中に一人や二人、枠の中で生きられないルール適用外の
『一匹狼』的な人材が、生きて行ける組織である事も必要。
そう云った『野生』の社員でないと出来ない発想があるかも知れない。

理研のニュースを見ていて、生物学界のアイドルみたいに扱って、
大騒ぎしていたマスコミは、本当にレベルが低くて嫌になります。

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確定申告完了

2014年03月14日 | Weblog
今日は、朝から休暇を取得して確定申告の手続きと納税に行ってきました。
いやぁ、2度目だけどやっぱり大変でした。

午前中に出かけたのだけれど、到着したときには長蛇の列。
3月17日(月)が期限なので、実質今日が最後の平日ってところでしょうか?
とにかく、武蔵野税務署の敷地内に作られた特設の建物の中に入るまで
約1時間の待ち時間がありました。

まず、入って専用の用紙に金額を書き込んで、税理士や青色申告の人に見て貰う。
この数十人のアドバイザーが、地元商工会のボランティアらしいから
凄いなぁって思う。

確定申告をご存じない方が多いかと思うので少しだけ紹介。
大抵の方は、会社に在職中の源泉徴収で納税していた方だと思うけど、
それに代わって退職した後の税金の申告をして納税するのが確定申告。
源泉徴収で控除されなかった高額の医療費や、家のリフォーム費用や
修繕費を申告すると、源泉徴収で納めた税金を再計算して、
必要経費分が還付されると言ったところでしょうか?

僕の場合、昨年建てたアパートの収入が有るのでその分の申告。
当然、還付どころか、支払う事になるのです。

まず不動産関係の収入を計算する。家賃収入を合計したものですね。
支出はアパートの減価償却分をまず計算する。
建物の取得金額が耐用年数で割ったものが減価償却分。
僕のアパートは、20年で償却する事になっている。
その他、屋根に着けた太陽光発電設備が17年、緊急用井戸ポンプが15年、
それに去年の正月に作った居住者用のサイクルポートが15年と
それぞれ、取得金額を耐用年数で割って、そのすべてを合算したものが
今年の償却分として支出項目に記載される。
それに、エアコン、インターホン、風呂の修理代を修繕費用で計上。

とまぁ、色々積み上げて計算した額を、一回清算した源泉徴収と併せて
収支決算した額の残額が確定申告の課税対象になる。
それを用紙に全部書き込んで、確認して貰った上でパソコンコーナーに行って、
自分で必要情報や金額を打ち込んだ上に、最終的な計算をして貰う。

今回の追徴分は二万円強・・・・・
まぁ、アパートの収入を考えたら安いものかな?

来年からは青色申告に切り替えて、税金の計算方法が変わるから、
今年の正月から、帳簿をつけて居て面倒なのだけれども青色申告になると
基礎控除額があるのと、事業として給料を嫁さんや子供に支払えるので
色んな意味でメリットがあるかも知れない。
こちらは、来年の今頃にならないと解りませんが・・・・・
来年は定年前の申告になるので、丁度いいかもしれませんね。

しかし、驚いたのはパソコンの量。
数十台のノートパソコンが並んでいて、そのすべてが東芝の『ダイナブック』
やっぱり、故障が少ないのかなぁ?
たぶん、こう云ったものも入札とか有るんだろうなぁ・・・・
なんて、余計な事を考えてみたり・・・・

税金って、思った以上に控除がされるので、凄く公平な印象です。
誤魔化そうと思えば出来ちゃいそうだけれど、納税は義務だしなぁ・・・・
きちんと儲けて、きちんと納める・・・・・
僕みたいな少額じゃない、課税額が多い人は誤魔化したくなるんだろうね。
それも判らない気もしないでもないけど・・・・・
それでも、きちんと申告して税金を納めるのは、ある意味良い気分です。
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フラワーアレンジメント教室、『ホワイトデー』の花束

2014年03月13日 | Weblog

今日は、3度目のフラワーアレンジメント教室。
テーマは、前回のバレンタインデーに続いて、『ホワイトデー』の花束。
レッスン会場はいつもどおり、馬喰横山にあるCreative Hub 131。

遅刻しそうなので、大雨と強い風の中、必死に会場へ。
到着したら、なんと一番乗り。講師の先生も、来る前でした。
今回は、男性が僕一人・・・・嬉しいような、恥ずかしいような・・・・
でも、足の悪い女性が参加したので、僕でも怖い急な階段を
オンブして3階まで連れて差し上げる事が出来て、役に立ったかな?
女性の体って、凄く軽いんですねぇ・・・・。
お袋を背負って、車に乗せた時のことを思い出したりしました。
こんな役なら、いつでもOKです!

講師は前回と同じ、フラワーアレンジメントの加藤弘恵さん。
彼女とは、小畑和彦師匠のライブで知り合って、かれこれ7年くらいになる。
千葉県船橋市で、アレンジ教室及びオーダーメイドアレンジショップの
アトリエルクール http://atelier-le-coeur.jimdo.com/を主宰し、
彼女自身もジャズピアノを演奏し、ミュージシャンとの親交も深い。
パーティーやイベントでのライブ花いけ、CDジャケットの花、
器作家とのコラボなども手がけている、なかなかの活動家です。

人柄が素敵なので、実家に有った花瓶などを引き取ってもらったり、
最近、仏壇に花をあげているうちに、花が好きになった僕が、
どうせならと、アレンジメントを教えて貰うようになったのです。

一方、スイーツ講師の講師はスズキケイさん
今日の会場、Creative Hub 131を拠点に活動。
毎週金曜夜はスイーツのサーブを行い、ケータリングや製作アドバイスから
イベントそのもの組み立てまでを行う、若い活動家です。
偶然にも、出身校が同じ33歳年下の後輩にあたるのも何かの縁かな?

初めてやった『クリスマスキャンドルリース』や、
前回の『バレンタインデー』は、形がある程度決まっていて
比較的楽だったんだけれど、今回の花束は空間を使う感じで
なかなか、出来上がりのイメージが決まらなくて手摺りました。

まぁ、そんなに簡単なわけが無いと言うのは当たり前の話。
ちょっと、舐めていた自分が恥ずかしいし、
こん畜生!・・・・・って言う感じで、ハマってしまいそうです。

今回はスイーツを花束に入れるのを聞いていたので、
僕はチューリップの蕾をイメージして、スイーツを作りました。
こっちも簡単じゃなかった・・・・・
暖房が効いていて、チョコレートのコーテイングがなかなか固まらず
皆さん苦労してました。

最後にラッピングして出来上がりは、こんな感じ。

しかし、前回のバレンタインといい、自分で作って自分で食べるのは
情けないので、今回は嫁さんにプレゼントしようと思ってます。
ちょうど、明日は確定申告の手続きで会社を休むから、
夕方、もって行ってやるつもりです。

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東北復興計画はまるで『八甲田山』…

2014年03月12日 | Weblog

東日本大震災から3年が過ぎて、復興が全然進まない理由が
余りにもお役所的な事に、見ていて腹が立つ。

岩手県大槻町の復興について、深夜までNHKで放送していたが、
相変わらずお役所と言うのは人間の命や、生活よりも計画や予定の方が大事なようだ。

昨日もちらりと書きましたが、そもそも復興計画の大前提が間違っている。
次に来る大津波が、今回の大津波よりも大きい想定で巨大な堤防が作られるらしい。
同じく岩手県の宮古市田老町にあったスーパー防波堤が、今回の津波で崩壊したように
自然の力は、人間の予想をはるかに上回ったところで発生するので、
防波堤をどんなに高くしても、壊れる時は壊れるのです。

大槌町の話に戻すと、まず15mの防波堤を海岸線に作ることから始めるらしい。
この15mという基準がすでにおかしい。
明治の3陸沖地震や昭和8年に起きた地震で、記録に残っている最高水位が15m。
ところが昭和の地震では、今回も大被害を被った大船渡市で28mを越える津波が記録されている。
つまり、地震がどの地点で起きるかによって、津波の高さも変わるため
巨額を投じて作った防波堤が、有効かと言うと疑問である。
100年に一度の地震は、それだけのエネルギーを溜めこむのには時間がかかると言う事。
逆に、同規模の災害が数年後に起きてもおかしくは無い。

それよりも大船渡で聞いた話の方が、大事な気がする。
大船渡市に出かけた際に宿泊した「大船渡プラザホテル」は津波の被害を受けたが
倒壊まで至らず、補修をして営業を再開した。
このホテルの周りに有った民家から死者や行方不明者が多数出たらしいのだが、
その原因の一つが、皮肉なことに倒壊しなかったホテルが在ったためらしい。

ホテルがあるために、海岸線が見えない。
まさかと思っているところに、海岸線が見えないから津波が来ている事も判らない。
そのせいで逃げ遅れて、被害に遭った人が多数出たと言う。

巨大な防波堤を、巨額を投じて作るより、津波が来たら短時間で安全な場所まで
避難できる広い道路や、避難場所を作る方が命を守るには大事だとも
大船渡市でお好み焼屋『大阪屋』を営業していた新山さんが話していた。

大槌町の場合、防波堤にかかる費用が130億円ですでに地権者から、
防波堤の用地を買い上げていて、国から出た補助金も受け取っているらしく
計画変更となると、土地を地権者に返すわけにも行かず、
さらに国庫への返還もしなければならないので、計画変更は無理と言う話。

さらに、防波堤の高さを変えた場合、また復興計画が変わるとか・・・・
そんな急いだ計画でも、いまだに何も出来ていないのが現実。
何だか、お役所って言うのは計画を立てるのが仕事なんですね。
人が住めるように、早く元に戻す事なんて考えないんだ・・・・・

海が見えない、沿岸の町。
そんな場所に、住みたいと思う人が居るのかねぇ?
少なくとも僕は、そんな場所に行きたいとは思わないけど・・・・
行ったとしても、防波堤の高さを見に行くのが関の山でしょう。
それが出来る頃に、僕が生きていればの話ですが・・・・

いったん決めた事は、状況が変わっても押し通す・・・・・
まるで、同じ東北で起きた阿呆な話『八甲田山』のようですねぇ…

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3.11から、3年

2014年03月11日 | Weblog

東日本大震災からちょうど3年。
早いですね。もう3年も経ってしまった。

去年、音楽仲間が主催する東北復興支援のプロジェクトに加わって
相方と一緒に岩手県の大船渡へ行き、現地で復興支援のライブをやって来た。
プロジェクト自体の在り方には、まだ考える部分があったとはいえ、
現地を自分の目で見て来るという事が、凄く大事なことだと思った。

演奏時間までの待ち時間に、歩いた道は全て地盤沈下していたし


家の土台だけが残っていたり、家の形は残っていても、
とても修復して再び使う事など出来ないものだったり…

 

 


『こりゃ、俺たちがどうあがいても、どうにもならないなぁ』
と言うのが、僕の正直な気持ちだった。
逆に、何か出来ないものか?と考えて、ブログで発信したり、
復興支援の募金等に積極的に参加するようになった。

一番大事なのは間違いなく、『東北を忘れない事』だ。

さて、それでは政府は何をやっているのか?
復興支援より、憲法解釈を変えて集団的自衛権の行使容認の
法的裏付けとなる国家安全保障基本法案を作って自衛隊を、
実質的な『国防軍』に仕立て上げようとしたり、
『デフレ脱却』が最優先で、消費税アップなどのやりたい放題。

挙句の果てには、原子力技術の輸出したさの為に、
安全性に保証が無いにもかかわらず、『原発再稼働』などと、
国民の誰も望んでいない方向へ突き進もうとしている。

デフレ脱却よりも、被災地(東北だけじゃない)の復興が最優先でしょう?
3年過ぎて、目に見えた復興が何も進んでいないのは、政府にやる気が無いから・・・・
巨大な防波堤を作っても、同じような地震が来たら防げる保障が無い。
それに、そんなものはおいそれと簡単には作れない。
作っている間に、また地震が来たら全くの無駄になる。

とにかく、住宅の再建と街の機能回復が最優先だと思うけど・・・・
自民党は、やっぱり信用できない。

原発に至っては、この3年間電力不足に陥ったのか?と言いたい。
省エネが浸透してきて、去年の猛暑も乗り切ったじゃないの・・・・
と、言う事は『無くても良い』なのです。
東北は東京の植民地・・・・なんて声も聞く。
電気を大量に消費しているのは、東京を中心とする首都圏だからね。

原発が『有った方が良い』のは、電力事業に関わる議員や企業の連中でしょう?

安倍政権は世界中に嘘を言って、東京オリンピックを騙し取った・・・・
なんて言われないように有りたいものですな。

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花粉症みたいだなぁ・・・・

2014年03月10日 | Weblog

あれ?花粉症になっちゃったのかなぁ?
鼻水が華厳の滝のように流れ、右目は痛い上に涙目・・・・
とにかく、体に力が入りません。
と、いままでこんな事が無かったから心配です。

これで現代人の仲間入り・・・・なんて声が聞こえますが、嬉しくない。
去年も似たような事が、この時期に有ったから様子を見ない事には解りません。

さて、今週は色々と忙しい一週間になりそうです。
木曜日は、最近始めたフラワーアレンジメント教室の第3弾。
前回はバレンタインデーのアレンジメントだったんだけれど
今回はホワイトデーのもの。
花束を作るみたいで、花瓶に花を生けるのと似ていそうなので
ちょっと興味があるところ。

ところが、この『似非・花粉症』のせいで、どうにも調子が悪い。
ギリギリまで待って、このまま鼻水が出て、目が痛い状態が直らなければ
キャンセルしようかと、ちょっと悩ましいところ。

最近は花の生命力っていうものに驚いています。
夏場は1週間に一回は、仏壇の花を入れ替えていたのだけれど、
ここ2カ月ほどは2週間は平気で持ちます。
かと言って、ずっと同じだと嫌なので、花を入れ替えるんだけれど
その際に古い花は、捨てられずに別の入れ物に移し替えて
枯れるまで飾っている。

僕は100円ショップで買ってきた、長いシャンペングラスに
花を短く切って入れているんだけれど、今一番長生きして居るのが
カーネーションで、もう3週間も咲き続けている。
しかも、かなり大きく開く物もあって、勝手に思っていた
カーネーションの華奢なイメージから、認識が変わりました。

ちなみにカーネーションは
ナデシコ科の多年草
原産地:地中海沿岸
花期:4~6月
花色:赤、白、ピンク、黄色、複色、紫など
草丈:20~120センチ

花言葉は、花の色によっても違うみたいです。
一般的には、「女性の愛」「感覚」「感動」「純粋な愛情」だそうですが
色別にすると
赤:「母の愛」「愛を信じる」「熱烈な愛」「哀れみ」
濃赤:「私の心に哀しみを」
黄:「軽蔑」
白:「私の愛情は生きている」「愛の拒絶」
ピンク:「熱愛」
青・ムーンダスト:「永遠の幸福」
だそうです。

赤の「哀れみ」は「憐み」なのかな?思いやりって言う意味だろうなぁ・・・・。
黄色の「軽蔑」とかは送る時に困っちゃうなぁ・・・・。
「白の「愛の拒絶」って言うのは、新しい愛に対してだろうか?
つまり「浮気しない」って言う事?

とまぁ、花って言うのは関わると、なかなか楽しいものです。
一番は、部屋に飾ると殺風景じゃ無くなるってことかな?
一家に一輪、生花を飾りたいものです。

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花粉症?

2014年03月09日 | Weblog

今週の水曜日あたりから、喉がヒリヒリと痛くて『風邪かな?』
と思っていたのだけれど、僕の場合は風邪をひくと最初に咳が出るので
インフルエンザじゃないだろうな・・・・って、ちょっと心配していた。

ところが、咳が出ないうえに、風邪のバロメーターである煙草を吸っても
喉がが痛くない。
ただ、鼻が詰まって、水のような鼻水が出るだけ・・・・

今日は昭島市選抜チームでサッカーの試合。
今日こそ、点を奪って!・・・・と、やる気満々で、いつもより1時間早く行って
ウォーミングアップしようと思って出かけたのだが・・・・

到着した途端、監督から言われたのが『キーパーやってくれない?』
エェェェェ・・・・・
なんでも、正ゴールキーパーが膝を怪我して、出場出来ないとかでの依頼。
道具持ってないし、手の指を怪我したくないので手袋は自分のじゃないと・・・・
と、色々とやりたくない言い訳を重ねたんだけれど、逆にGKが出来るのは
僕と最若手(と言っても50歳になったばかり)の二人しかいないので、
仕方が無く、僕がGKをやる事にした。

しかし、僕がGKをやる以前に、この選抜チームはサッカーが出来ていない。
寄せ集めチームと言うだけじゃない、『何処でサッカーを覚えてきたんだよ』
って言いたくなるほど、基本的なサッカーのセオリーを理解していない人間が多いのだ。

攻める時は広くエリアを使い、守る時は守備範囲を絞って決定的な
場面を作らせるような場所で、敵にプレイさせないというのが基本。
ところが攻撃から守備になっても、守備範囲を絞らないからそこを相手に使われる。
今日は相手が上手く、そのスペースを散々使われて、4点も献上しちゃった。

そのすべてが、GKと1対1。こうなると、GK一人では失点を防げない。
後半に2点返したものの、試合は2:4で敗戦。
トーナメントは1回戦敗退と言う事になりました。

まぁ、仕方がない。実力通りです。
相手チームのセンターフォワードが試合後に僕のところに来て
『反応が早いし、足が滅茶苦茶速いけど、普段からGKやってるの?』
と訊かれて、普段はフォワードやってると答えたら、納得してた。
でも、なんか嬉しかったなぁ・・・・
相手に褒められるのって、やっぱり嬉しいです。

そんな訳で、半日炎天下に居たせいなのか?
夕方から、鼻水が酷くなって鼻水は『華厳の滝』のようにとめどなく出る。
右目が痛くて、まぶたも重たく、何だか体が熱っぽい・・・・・

あれ?花粉症になっちゃったのかなぁ?
いままで、こんな事が無かったから、ちょっと心配です。

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劇団ステージドア・挿入歌

2014年03月08日 | Weblog

今日は劇団の稽古。
楽曲が出来上がって、音源と譜面がメールで配信された。
わが劇団には、インターネットとは無縁で、携帯メールを使うのがやっとの
おじさん、おばさんが半分以上いるので、今日初めて音源を聞く人が、沢山居た。
印刷費の経費削減と言うのは解るけれど、その御蔭で時間が無駄になる。
そう云う人達には、有料で印刷物を送付するなり、稽古時間の無駄を極力無くすか?
おじさん、おばさんに音源と譜面を、手に入れる術を考えて欲しいなと思うのであります。

さっそく、音源をみんなで聴きながら軽く唄うのですが、いつも通り・・・・
オペラやら合唱サークルやらで、他所で唄ってきていて音楽の薀蓄をよく知っているような人たちですが、
理屈は出来ても、肝心の実践が伴わない。誰一人、譜面通りに唄っていないのであります。
昨日も書きましたが、音楽は休符とか、その次の最初の音出しが大事なのに・・・・イライラします。

さて、そうは言っても無いものねだりしても仕方がありません。
今年は。ごまかしが効かないように一人ずつ唄って貰うようにお願いするとして・・・・

我々が芝居で使う音楽は、全てオリジナル曲です。
芝居の台本を見て、音楽家の先生が詩を書き、音楽をつけてくれます。
僕が劇団に参加した当時は、大塚彩子先生が作詞・作曲をされていました。
それが、先生の都合で去年から、バークリー音楽大学出身の片野真吾先生に代わりました。

音楽には、趣味とか嗜好とかがあると思うんだけれど、僕の場合はそれがはっきりしている。
この両先生の音楽を聴き比べた時に、圧倒的に大塚先生の音楽の方が好きです。

これは僕だけが持つ、勝手な言い分かもしれないけれど、
どっちのメロディーが良いとか、悪いとかじゃないのですよ。

大塚先生の楽曲を聞くと、最終的な形は『オーケストラ』だったり、『吹奏楽』だったり、
『弦楽や管楽器』のアンサンブルが、浮かんでくるんですよ。
それで、本番に使うカラオケのアレンジを聞くのが楽しみだった。

対して片野先生の楽曲からイメージする最終形は『バンド』。
ギターとキーボード、ドラム、ベースを基本形にしたいわゆるバンドです。
正直なところ、大塚先生の楽曲に比べると、奥行き感に乏しい。
僕らがバンドで演奏する楽曲に近いって言うのかな?凄く身近な感じがします。

それと、大塚先生の曲はおじさん、おばさんでも唄いやすいように
出来るだけメロディーがシンプルで、唄いやすく作ってある。
そのくせ、大事なビートはきちんと意識しながら唄うような楽曲。

片野先生の曲は、休符や16分音符などが多用されていて、凄く難しい。
言葉の持つリズムにメロディーを載せるような、いわばビートルズの曲みたいな作り。
僕は凝ったメロディーは好きじゃないので、そう云う意味でも大塚先生に軍配が上がります。

好き嫌いは、人によって違うでしょうから、他の人はどう感じるか?
それは解りませんけれど・・・・・。

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やっと週末。

2014年03月07日 | Weblog

やっと週末。
今週は土曜日に芝居の稽古、日曜日はサッカーの試合。

芝居の稽古は、劇中で使う楽曲がメールで配信されて来て
今は一生懸命、譜面を見ながら覚えている最中。
譜面を見る限り、『おじさん達に唄えるのか?』
という心配があるほど、結構難しい。

と言うのも、おじさん達が苦手とする休符が頻繁にあるので、
その部分の切れを良くする事と、休符明けの最初の音を立ち上がり良く
パーンと出す事が凄く大事で、それが出来ないとダラ~とした唄になってしまう。
多少の音の間違いは、後で直るから良いのですよ。

おじさん達で、オペラ好きのリズム音痴の御仁はいつも音が遅れるし、
逆にいつまでも音を残して、譜面どおりに唄っているのを聞いたことが無い。
もう一人の声楽をやっていたおじさんは、自信があるみたいだけど
やっぱり立ち上がりにフワリと声を出す。
そして、妙なビブラートがかかった、ロングトーンはこの二人に共通している。
どうもクラシック系の方はそういう傾向にあるみたいだ。
他のおじさんは、一人では唄えない。
誰かの唄い出しに合わせて声を出すから、絶対に遅れる。

おじさん達に共通するのは、ビート感が無い事。
8ビートの曲だろうが、4ビートの曲だろうが一緒。
裏にある16や8のリズムが、体に存在しない感じです。
だからロックや、ジャズのスウィングなんて曲を作って貰っても唄えない。
まぁ、そうは言っても『無いものねだり』的な事になるから仕方がない。


実は毎年、おじさん達と合唱するのが凄くストレスなのですよ。
まず、練習をして来ている人は、半分も居ない。
唄って来ては居るんでしょうけれど、譜面を見て音符がどうなっているのか?…
それをどう唄うのか?・・・・まで意識して、練習して来て居ない。
これ、聞いていて解るんです。やっぱりバレちゃうのですよ(笑)

明日の稽古までに覚えて来る人は居ないだろうなぁ・・・・

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風邪・・・ひいたかなぁ?・・・・

2014年03月06日 | Weblog

実は昨日の朝から喉が痛い。
タバコも吸いたいと思わないくらいだから、風邪でも貰って来たか?

でも、普段なら咳が出るんだけど、今回は喉がヒリヒリする感じで
咳が出るような感じではないので、インフルエンザじゃなければ良いけど・・・・
てな訳で、今日は思考回路が働かず・・・・

いつもの事か・・・・・?

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『Periguns』ライブ@荻窪ルースター

2014年03月05日 | Weblog
今日は雨降り…
仕事は、ちょっとずつしか進まないので仕方がない。

午前中、異動になると言ってきた、僕の部下だった女性の話を聞いてあげた。
今や、何の力にもなれないけどね。

話を聞いていると、どうも上司の対応が悪く、僕に話すような事を
聞いてあげて居ない気がして、余計なことだが設計のトップに話をした。

彼の言い分は『本人の気持ちはきちんと聞いてあるし、納得している』
と言う、予想通りの返答。
僕は『それならば、何故僕にこんな相談をしてくるの?』
と言ったら、黙ってしまった。

僕には今や、何の権限もないから黙って見ていたのだが、
余計なお世話をたまにはしないと、それで無くとも色々と考えて
教育して、育ててきた子を、何の考えも無く他部署にやっちゃうんだからなぁ・・・・
そうは言っても、何にも変えてやれない。
こんな感じで、上司を信頼できない人間が、どんどん増殖しているのが気になる。

さて、僕はそんな事はある意味どうでも良くて、僕は退社時間を待っていた。
今夜は、地元荻窪のRooster大好きな竹中俊二さん率いる『Periguns』
竹中俊二(Guitar)
立川智也(Bass)
草間信一(Key)
高田真(Drums) 
クリストファー・ハーディ(Perc)
のライブ。前回のライブの模様はこちら
http://www.youtube.com/watch?v=kwkizsAyodo&feature=share

帰宅した6時半過ぎは、まだ雨が沢山降っていたんだけど、
ライブが始まるのが8時なので、一旦秘密基地に帰って、
お腹が空いていたので、取りあえずおつまみを食べるのと、
お酒を飲む余力を残して、軽く夕食を食べて、7時半まで1時間ほどくつろいでいた。
ライブが始まる30分前に秘密基地を出発。
雨が止んでいたので、自転車で行けてラッキー!

さて『Periguns』。

このバンドは、なんと言ってもリズムセクションが凄い。
ドラムの高田真さんは、最初見た時に日本人だと思わなかったほど・・・・。
正直言って、僕は手数の多いドラムは余り好みじゃないんだけど、
高田さんは、叩きたりないんじゃ無いかと思うほど叩くし、
手数は多いんだけど、聞いていてワクワクするんだよね。
それはパーカッションのクリストファー・ハーディーも同じ。

立川さんのベースも、本当に心地よくリズムを刻むから、
さぞかし俊ちゃんは気持ち良くギターが弾けちゃうんでしょう。
草間さんのキーボードもしかり・・・・
テクニックと言うより、アッセンブルのサウンドがとにかく心地いい。
とにかく何度聞いても俊ちゃんのライブは飽きない。

この間、DVD買ったんだけど、CDはまだ作って無いらしい。
『マックアタック』という曲なんかは、車で運転しながら流すには
もってこいのサウンドで、俊ちゃんにCD作ってとおねだりしちゃった。

ライブが終わって、帰宅しても11時。
やっぱり地元のライブハウスは、良いですねぇ・・・・
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『後継者育成』

2014年03月04日 | Weblog

最近、定年後の事を良く考えるようになった。

今、会社に居て何が楽しいのかって言うと『後継者育成』。
それ以外に、自分の手を煩わせてやる仕事には全く興味がない。
かと言って、若手を育成するには一緒に仕事と向き合わないとならないから
そう云う意味では、自分が率先して手を動かす部分が多くなる。
頭の中でそんな矛盾した事を、整理しながらやるのも面白い。

ところが、会社は後継者を育てて欲しくないのか?
若手を僕から引き離すような事ばかりする。

近頃は会社でボケっと過ごしている事にも飽きちゃったので、
実験室に行って、自分の興味がある部分の実験をやっているのだけれど
そうやって何かを始めると、弟子が寄って来る。
本当は、僕がやっている事を弟子に経験して貰いたいんだけど、
そう云う事が大事だって、組織が思って居ないのだから仕方がない。

人を育てる・・・・って言うのは、本当に面白い。
最初はある程度のレールを敷いてやる。
まだ、何も解らないうちに、そのレールに取りあえず載せてやる。
もちろん、行き先は途中で分岐点がある事も想定して居るけれど、
その子が最終的に何処に行き着くのかも楽しみの一つ。

自分が描いていた方向に進むようにうまく誘導するのも一つ。
途中で、自分の考えを持って全く違う方向へ舵を切ったら、
それはそれで見守って、出来る限りの支援をしてやる。

そう云う意味で自分の子供を育てるのと、凄く良く似ていると感じる。

会社に『弟子』と思っている若手が二人いる。
一人はもう、弟子から脱して、僕などはとうに越えて、独り立ちしている。
もう一人は現在進行中。
それと弟子ではないが、育ててきた女性が一人。
何も知らない設計部署に配属になって、僕の手足になってくれるように
電気系のCADのオペレーションや、機械系の3DCADを覚えさせて、
なおかつ電気系のシミュレーションのモデリングをやらせて、
頼んでおけば、翌日にはシミュレーションの結果を出してくれるほどになった。

自分を追い越して行く人間を何人作れるか?
僕の会社人生はそんな事を考えながら、いままでやってきたのだが
近頃は、そう云うことを真面目に考えていない人ばかりで
『会社に居る意味』がぼやけて来てしまった。

あと2年。
『あの人と一緒に仕事が出来て良かった』と思ってくれる人が、何人いるか?
それだけが、会社に居続ける楽しみになっちゃった。

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劇団ステージドア稽古…酷いものでした・・・・・

2014年03月03日 | Weblog

昨日は劇団の稽古でした。
3時半からの予定を勘違いして、1時前に大久保の稽古場である場所に到着。
2時間半もあるので、新大久保の黒澤楽器でマーチンギターを見に行った。
これと言って欲しいギターがある訳じゃないのだが、
敷いて挙げれば持って居ない12弦ギターかな?

MartinのD12X1AEX SERIESで、フィッシュマンのピックアップが搭載されている
10万円程度のモデルが置いてあるかと期待して行ったけれど、無かった。
有ったのは型名を忘れたけど、ピックアップのついて居ない中古のギターと、
D-28の12弦の新品。こちらは良いものだけれど、今さら買ったところで
ピックアップが付いていないので、部屋で弾くくらいしか使い道がない。

他のフロアへ行ったけれど、これと言って時めく様なギターもなく
購買意欲も全く湧かない感じで、店を後にした。
それでも1時間くらい潰したかな?
その後は、近くの「サンマルク」で珈琲を飲みながら台本に目を通した。

喫煙席があるのだが、ここの喫煙席は煙くて最悪。
最近は。喫煙席があれば文句ないだろう…的な店が多くなりましたね。
そんな風潮でも、愛煙家に対する気遣いをしている店は、やっぱり流行ってる。
例えば阿佐ヶ谷に出来た「星野珈琲店」なんかは、その良い例。
名前は忘れたが、池袋の西口公園に面した、とある喫茶店もそうだった。

まぁ、それでも台本を読むのには支障がないから、良いんだけど・・・・
1時間ちょっとかけて、ゆっくり台本を2度ほど読み返したかな?
芝居は2時間の台本だけど、読むのに30分ほどになってきた。
台詞よりも、芝居の雰囲気や、台詞のニュアンス、やりとりのピッチとか
色々想像して台本を読むと、自分なりに舞台が出来上がったりする。

特に今回の台本は、台詞のやりとりや間が、台本の途書きを見ると
演出の意図がきちんと書かれているように読み取れる。
それをまた想像するだけで、凄く楽しい台本なんだって感心したり…
たぶん、楽譜を見てワクワクする音楽家の感じじゃないかなぁ?

で、少し早めに稽古場へ出向いて行った。
稽古は、台本を手にして2幕の立ち稽古。せっかく1幕を覚えてきたのに・・・・
でも、台本を持っていてもやっぱり、一週間の間読んで居ない人は判る。
はっきり言って、「ばれちゃう」のですよ。

これは、芝居に限らず何でも一緒でしょう。
練習してきた人は、ヘタクソなりに練習の成果が出るもの・・・・
仕事でも、サッカーでもこれは同じです。

と言う訳で、今日の稽古も酷いものでした・・・・・
もう台本を手にしてから1カ月半も経ってるのに・・・・

来週は音源と楽譜が配られるそうです。

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従妹の結婚式・その2

2014年03月02日 | Weblog

土曜日に出席した従妹の結婚式は、自分の妹が結婚するような、
何とも言葉で上手くいえない感じがあった。

3年前にたった一人の肉親である、従妹の母親の叔母が他界した時には、
この先『天涯孤独』になってしまいそうで、とても心配した。
叔母の葬儀の後で、埋葬をする墓地が決まっていなくて、訊いてみたら
叔母が信仰していた関係の墓地を考えていたらしいのだが、その場所が山梨の身延だと言う。

それを聞いて、僕は独断で我家の墓に伯母を埋葬させることにした。
墓の持ち主である僕のお袋には、伯母が亡くなった事を話せなかった上に、
兄、姉共に海外に居て、相談できるのは弟と兄弟同様の従弟だけ、本当に独断だった。

苗字が同じな事、僕の両親が結婚した当時、叔母はまだ小学生でお袋が可愛がっていた事、
何よりも、墓を一緒にすれば何かと集まり易いし、つながりが切れない。
色々考えた上で、決めた事だった。
一番喜んでくれたのが、結婚した従妹の母親代わりだったもう一人の叔母と、舎弟の従弟。

叔母は叔母で亡くなった実の母親の姉で、波乱万丈で連れ子を二人も抱えて叔父と再婚した。
叔父は、心優しい穏やかな東北人でやんちゃな従弟を実の子供のように育て、
さらに亡くなった叔母親子まで引き取って、当時2歳だった従妹を実の子の様に育ててくれた。
叔母は仕事で殆ど家に居なかった実母代わりに、学校の参観日や運動会などに出向き
叔父と一緒に実の子のように育ててくれた。

この結婚式で、その叔父が従妹とバージンロードを歩く事になった。
叔父以外に適役は居ないと、従妹も、親戚の誰もが思っただろう。
普段は職人である叔父の晴れ舞台は、着なれない燕尾服を身に纏って、
照れくさそうにしていたが、穏やか表情で素晴らしい顔をしていた。
『叔父さんも、これで報われた』って、僕はそれが一番嬉しく、感動的だった。

披露宴は結婚する両人が教員と言う事もあって、親族以外は全部教員。
まるで教職員大会のパーティーに紛れ込んだしまったかのような、『完アウェー』。
来賓の挨拶は両人が勤める学校の校長先生。
話慣れているという事もあるのだけれど、やっぱり話の内容は素晴らしい。

ただね、舎弟の従弟と二人で
『何だか、体育館に居るようだなぁ』なんて茶化したり…

そう云えば、結婚すると報告があった直後に、僕が従弟と一緒に
みんなに紹介させようと切り出したんだけど、従弟は
『ゆうちゃんと俺が居たら、ビビって破談になる可能性があるから、入籍するまで待とう』
と、結局今日まで我慢したのだけれど、これで晴れて従兄妹同士の集まりに呼べる。

当然、年齢的にも一番下っ端だってことを教えなければならないけれど
どうやら、体育会系の教員らしくそのあたりは大丈夫でしょう。

披露宴で紹介された、学校の先生が作ってくれたビデオが楽しかった。
今流行りのAKB48の『恋するフォーチュンクッキー』を生徒や、校長先生まで
照れながらダンスをしていた姿は、観ていて羨ましかった。

我家に来た時に、男性が怖くて怯えていた子供が、30年以上経って立派に結婚式を挙げた。
母親に見せたかっただろうけれど、叔父夫婦が親に代わって立った。
従弟が叔父夫婦に書いた手紙を読み上げた時、僕は涙が出て仕方がなかった。

心が温まる、良い結婚式だった。

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従妹の結婚式

2014年03月01日 | Weblog

従妹が結婚し、今日はその結婚式に出席して来た。
30代最後に、やっと良い相手と巡り合ってゴールインしたという感じ。
親戚の結婚式と言うと、もう子供の世代の話なんだけれど、
従妹は僕と19歳離れている、見ようによっては親子の年齢差。

僕にはこの従妹には特別の思い入れがある。

この従妹は訳あって、僕が20歳の時に母親と一緒に、僕の家へ逃げてきた。
その時、従妹は男性恐怖症で、男の人の顔を見ると怯えるほどだった。

その当時、僕は高専を卒業したものの、将来は舞台関係の仕事へ就くつもりで、
就職する気もなく、日大芸術学部の放送芸術科へ進むはずだった。
けれど、『学校を出て、4年後に下っ端から始めるなら、叩き上げの方が良い』
と思って、入学直前に進学を取りやめて、知り合いとアマチュア相手の
舞台音響・照明の集団に参加して、金にならない事をやりながら過ごしていた。

丁度、従妹が我が家に転がり込んできた時に、僕は暫く仕事が無くて
家でゴロゴロしているか、パチンコで金を稼いでいるような生活をしていた。
従妹は、僕を見ると怖がって、お袋のそばに張り付いて離れない。

冬で、寒いから炬燵においでと呼んでも、怖がってこなかった。
それで、僕は手袋で指人形を作って、従妹に話しかけてやった。
従妹は、最初こそ恐る恐る近寄ってきたが、人形を通じてお話が出来るようになって
だんだん、僕に対する警戒心が無くなってきた。
相変わらず、僕以外の男(その当時は祖父、親父、弟)が帰宅すると
泣いていた子が、数日後には家族の前では泣かなくなって、笑顔を見せるようになった。

それからは、僕を探しては遊んでもらおうと近寄って来る、本当に可愛い子だった。
朝、僕が起きられなくて布団にうつぶせになっていると、お袋に
『ゆうちゃん、何やってるの?』って、訊くと、お袋は
『ゆうちゃんは、朝のお祈りをしてるんだよ』なんて話すものだから、
それ以降は、僕がそうしてると
『ゆうちゃん、まだお祈りしてるねぇ・・・・』
って、起きて来るのを待っていたそうだ。

ヘッドホンをつけて音楽を聴いていると、またお袋が
『ゆうちゃんはね、お耳に蓋してるの…』なんて言うから
今度はヘッドホンをつけるたびに
『ゆうちゃん、お耳やってるねぇ・・・・』って、お袋と話しながら僕を待っていた。
僕には、妹が居なかった事もあって、この子の事が可愛くて仕方がなかった。

従妹は半年後に、年の近い従弟が居る叔父の所へ世話になるため
亡くなった伯母と親子二人で、我家を出て行ったのだけれど、
それも僕の家で男性に慣れたから出来た事だって、伯母には感謝された。

伯母が亡くなり、従妹は天涯孤独になりそうなので、兄代わりになっていた
悪童の従弟と、僕とで彼女を見てやろうと話していたところに
結婚の話が来て、正直なところ、ほっとした。
それだけ、特別の思いがある従妹の結婚式だったのです。

まだ、いろんなエピソードがあるので、それはまた明日書きましょう。

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