映画「言えない秘密」を映画館で観てきました。
映画「言えない秘密」は、京本大我と古川琴音主演の青春ドラマ。台湾映画の同名映画のリメイクである。主人公の京本大我は初めて見る。京本政樹の息子だ。古川琴音は濱口竜介監督「偶然と想像」とか今泉力也監督の作品で存在感を示してきた。芸能界では決して美女と言うルックスではないが,どこにでもいるその雰囲気に親しみを覚える。今回も古川琴音のパフォーマンスを期待して映画館に向かう。
主人公湊人(京本大我)は,音大の大学生。ロンドンにピアノで留学をして最近帰ってきたばかりで。解体が決まっている旧校舎にいると,素敵なピアノの音色が聞こえてくる。そこには今まであったことのない女子学生雪乃(古川琴音)がピアノを弾いていた。名前は教えてくれないし、携帯を持っていない。
恋人のように親しい女の子ひかり(横田真悠)からちょっかいを出されるが,湊人はピアノを弾いてた女の子の姿が気になってならない。するとその女子学生は教室に入ってきた。追いかけていくと古い校舎の中に入っていた。その後彼女は雪乃と自ら名乗り親しく付き合うようになる。ところが、ある時彼女は突然連絡が取れなくなる。自宅に行くと母親からくるなと言われる。
大学生の頃に目線を落として見ているとすんなり入っていけるラブストーリーだ。
ファンタジーの要素もある。
主人公がもともと付き合っている女性がそれなりに美人系であるのに対して,古川琴音が普通の女の子ぽさを醸し出す。魅力的である。京本大我は父親の血を引いてイケメンだが最近どこにでもいる兄ちゃんという感じで普通
付き合っているのに突然いなくなってしまう設定は最近のラブストーリーではよくありがちだ。村上春樹の小説なんかにも多いパターンだけれども,今回はファンタジー的要素が入っていた。ひねりが効いている。それはそれで悪くはない。台湾映画のリメイクと言うが,テイストは先日見た「青春18 × 2」に近い。観客をかるくだましてやろうとする意思が強い。若い人には、こういうラブストーリーは受ける気がする。
主人公が音大の学生なだけに,ピアノを弾くシーンは多い。これはこれで軽快なピアノが聴けてよかった。品を変え、ショパンのピアノソナタが流れる。途中でピアノバトルと言って, 2つのグランドピアノで演奏の優劣を競うシーンがあった。これはこれで面白い。クリスマスのパーティーで主人公2人がロックンロールバンドをバックにダンスを踊るシーンがある。気分良さそうに見える。古川琴音も少しはピアノ練習をしたのだろうか。まともに弾けているようには見えた。
エンディングロールによると、主なロケ地は坂東市らしい。一瞬、どこかわからなくなったが,利根川を示す坂東太郎の坂東かなと思っていると、茨城県の合併でできた市だった。知らなかった。利根川だと群馬県を思い浮かべてしまうが違っていた。
映画の中で主演2人が肩寄せて自転車を気分良く走らせるシーンがある。
バックの清々しい風景やグリーンのサイディングの古めの校舎の雰囲気は自分の肌にあった。
映画「言えない秘密」は、京本大我と古川琴音主演の青春ドラマ。台湾映画の同名映画のリメイクである。主人公の京本大我は初めて見る。京本政樹の息子だ。古川琴音は濱口竜介監督「偶然と想像」とか今泉力也監督の作品で存在感を示してきた。芸能界では決して美女と言うルックスではないが,どこにでもいるその雰囲気に親しみを覚える。今回も古川琴音のパフォーマンスを期待して映画館に向かう。
主人公湊人(京本大我)は,音大の大学生。ロンドンにピアノで留学をして最近帰ってきたばかりで。解体が決まっている旧校舎にいると,素敵なピアノの音色が聞こえてくる。そこには今まであったことのない女子学生雪乃(古川琴音)がピアノを弾いていた。名前は教えてくれないし、携帯を持っていない。
恋人のように親しい女の子ひかり(横田真悠)からちょっかいを出されるが,湊人はピアノを弾いてた女の子の姿が気になってならない。するとその女子学生は教室に入ってきた。追いかけていくと古い校舎の中に入っていた。その後彼女は雪乃と自ら名乗り親しく付き合うようになる。ところが、ある時彼女は突然連絡が取れなくなる。自宅に行くと母親からくるなと言われる。
大学生の頃に目線を落として見ているとすんなり入っていけるラブストーリーだ。
ファンタジーの要素もある。
主人公がもともと付き合っている女性がそれなりに美人系であるのに対して,古川琴音が普通の女の子ぽさを醸し出す。魅力的である。京本大我は父親の血を引いてイケメンだが最近どこにでもいる兄ちゃんという感じで普通
付き合っているのに突然いなくなってしまう設定は最近のラブストーリーではよくありがちだ。村上春樹の小説なんかにも多いパターンだけれども,今回はファンタジー的要素が入っていた。ひねりが効いている。それはそれで悪くはない。台湾映画のリメイクと言うが,テイストは先日見た「青春18 × 2」に近い。観客をかるくだましてやろうとする意思が強い。若い人には、こういうラブストーリーは受ける気がする。
主人公が音大の学生なだけに,ピアノを弾くシーンは多い。これはこれで軽快なピアノが聴けてよかった。品を変え、ショパンのピアノソナタが流れる。途中でピアノバトルと言って, 2つのグランドピアノで演奏の優劣を競うシーンがあった。これはこれで面白い。クリスマスのパーティーで主人公2人がロックンロールバンドをバックにダンスを踊るシーンがある。気分良さそうに見える。古川琴音も少しはピアノ練習をしたのだろうか。まともに弾けているようには見えた。
エンディングロールによると、主なロケ地は坂東市らしい。一瞬、どこかわからなくなったが,利根川を示す坂東太郎の坂東かなと思っていると、茨城県の合併でできた市だった。知らなかった。利根川だと群馬県を思い浮かべてしまうが違っていた。
映画の中で主演2人が肩寄せて自転車を気分良く走らせるシーンがある。
バックの清々しい風景やグリーンのサイディングの古めの校舎の雰囲気は自分の肌にあった。