映画「ターゲット 出品者は殺人鬼」を映画館で観てきました。
映画「ターゲット 出品者は殺人鬼」は韓国得意のクライムサスペンス。中古品売買が盛んにネット上で行われている韓国では詐欺犯罪が多発しているらしい。解説によれば、1日あたり228件の被害届とは多い。中古品売買での犯罪をパクヒゴン監督が題材としている。以前,振り込み詐欺を題材にした2022年の韓国映画「声 姿なき犯罪者」は年間ベスト級の面白さだった。こういう特殊犯罪の手口を題材にした韓国映画はどれもこれもおもしろい。今回もその系統かと映画館に向かう。
スヒョン(キシンヘソン)はネットで中古の洗濯機を購入する。しかし、後日壊れた洗濯機が届き、詐欺にあったことに気づく。警察に行ってもすぐ捜査してくれない。スヒョンは、出品者のアカウントに直接連絡をとり、返金を要求するが相手にされない。感情的になったスヒョンは、相手に怒りに満ちたメッセージを送りつけると、出品者から執拗な嫌がらせを受けるようになる。
予想通り緊迫感あふれるサスペンスだ。
ホラー映画を思わせる恐怖の波状攻撃で次から次へと主人公を恐怖に陥れる。観ているこちらもドッキリだ。映画を見終わると、中年女性が怖かったねえと語り合っていた。娯楽として見る価値は十分だ。
1,ネット上の恨みつらみ
ネット上の売買で中古品の起動しない洗濯機が送られてきたわけだから,購入者がクレームをつけるのは当然のことだろう。しかし,この出品者は気がつくと、IDもなくクレームがつけられない状態になっている。何とか別のサイトから見つけ出して、詐欺だと訴えていく。しかし、それが恨みを買うことになってしまった。
被害者の自宅にこれでもかとピザやチキンなどの出前が押し寄せる。頼んでない食べ物を次から次にデリバリーで持ってくるのだ。それだけではない。出会い系でこの部屋で待っていると、男性が夜押し掛けてくる。なるほど,こんな仕返しがあったのか。
その辺から恨みと仕返しの応酬が続く。見るも無惨だ。警察は動かない。こんな話は日本でもあるのだろうか?やはりこの手の犯罪は、いかにも韓国っぽい感じがしてくる。
2,不死身の悪者
韓国映画の悪者はともかく強い。不死身の殺人鬼だ。そう簡単には仕留められない。しかも、ネットを駆使して徹底的な嫌がらせをするだけでない。映画が始まり、中古品売買で物品を取りに行き、出品者が殺されるシーンからしばらくの間悪者の姿が見えない。ともかく顔が見えない。それだけで不気味だ。
姿を現してからも、悪者は強さを発揮する。被害を受ける人たちが1人、2人と出てくるのだ。韓国の路地のような狭い道路でのカーチェイスはなかなかの迫力だ。そんな逃走劇があっても捕まらない。刑事との格闘場面でももうダメかと思っても生き延びる。
実は被害者のスヒョンは建築会社の工事リーダーだ。格闘場面で施工中の現場が出てくる。そこで主人公が釘打ち機を武器に使用するのだ。こんなのは初めて見た。格闘場面もアイディアに満ちあふれていてスリリングだった。
映画「ターゲット 出品者は殺人鬼」は韓国得意のクライムサスペンス。中古品売買が盛んにネット上で行われている韓国では詐欺犯罪が多発しているらしい。解説によれば、1日あたり228件の被害届とは多い。中古品売買での犯罪をパクヒゴン監督が題材としている。以前,振り込み詐欺を題材にした2022年の韓国映画「声 姿なき犯罪者」は年間ベスト級の面白さだった。こういう特殊犯罪の手口を題材にした韓国映画はどれもこれもおもしろい。今回もその系統かと映画館に向かう。
スヒョン(キシンヘソン)はネットで中古の洗濯機を購入する。しかし、後日壊れた洗濯機が届き、詐欺にあったことに気づく。警察に行ってもすぐ捜査してくれない。スヒョンは、出品者のアカウントに直接連絡をとり、返金を要求するが相手にされない。感情的になったスヒョンは、相手に怒りに満ちたメッセージを送りつけると、出品者から執拗な嫌がらせを受けるようになる。
予想通り緊迫感あふれるサスペンスだ。
ホラー映画を思わせる恐怖の波状攻撃で次から次へと主人公を恐怖に陥れる。観ているこちらもドッキリだ。映画を見終わると、中年女性が怖かったねえと語り合っていた。娯楽として見る価値は十分だ。
1,ネット上の恨みつらみ
ネット上の売買で中古品の起動しない洗濯機が送られてきたわけだから,購入者がクレームをつけるのは当然のことだろう。しかし,この出品者は気がつくと、IDもなくクレームがつけられない状態になっている。何とか別のサイトから見つけ出して、詐欺だと訴えていく。しかし、それが恨みを買うことになってしまった。
被害者の自宅にこれでもかとピザやチキンなどの出前が押し寄せる。頼んでない食べ物を次から次にデリバリーで持ってくるのだ。それだけではない。出会い系でこの部屋で待っていると、男性が夜押し掛けてくる。なるほど,こんな仕返しがあったのか。
その辺から恨みと仕返しの応酬が続く。見るも無惨だ。警察は動かない。こんな話は日本でもあるのだろうか?やはりこの手の犯罪は、いかにも韓国っぽい感じがしてくる。
2,不死身の悪者
韓国映画の悪者はともかく強い。不死身の殺人鬼だ。そう簡単には仕留められない。しかも、ネットを駆使して徹底的な嫌がらせをするだけでない。映画が始まり、中古品売買で物品を取りに行き、出品者が殺されるシーンからしばらくの間悪者の姿が見えない。ともかく顔が見えない。それだけで不気味だ。
姿を現してからも、悪者は強さを発揮する。被害を受ける人たちが1人、2人と出てくるのだ。韓国の路地のような狭い道路でのカーチェイスはなかなかの迫力だ。そんな逃走劇があっても捕まらない。刑事との格闘場面でももうダメかと思っても生き延びる。
実は被害者のスヒョンは建築会社の工事リーダーだ。格闘場面で施工中の現場が出てくる。そこで主人公が釘打ち機を武器に使用するのだ。こんなのは初めて見た。格闘場面もアイディアに満ちあふれていてスリリングだった。