映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

矢沢永吉2014武道館最終日132回目2

2014-12-17 10:11:50 | 矢沢永吉


いかにも矢沢永吉らしいロックンロールが続く
「 Rambling Rose」だ。
そしてオープニングでもよくかかる「レイニー・ウェイ」につながる。
この曲もみんなよく知っていて、合唱する声がよく聴こえる。照明も意識して雨模様
念押しするように「苦い雨」この曲もヤザワファンが大好きな歌だ。
昨年発表されたヤザワのライブで「今、一番聴きたい曲」で第10位
思わず自分も歌ってしまう。

でもこんなに矢沢が雨雨いうから最終日雨降っちゃったんだよな。
朝はなんともなかったのに。。傘買っちゃったよ。

3回目のMCだ。
最初の矢沢のコンサートは男性の比率が97%くらいで、ポマードの匂いがプンプンしていた。
でも今は男女半々くらいで、民主主義だよね。なんて言っている。

でも自分の見た感じでいえば7:3くらいじゃないかな?
少なくとも自分の周辺を見回すと、年齢層は高い。平均年齢は50を超えているんじゃないか?

そうしているうちにアコースティックギターに持ち替える。
思わず「やるのか!」と「二人だけ」を期待するが「Sweet Rock'n'Roll」だ。
でもこの曲いいよね。優しいロックンロールという感じで気分がくつろぐ。
「IT'S UP TO YOU!」では一転70年代前半のストーンズを思わせる正統派ロックを歌う。
この曲はライブで映える曲だ。
矢沢ファン大好きな「YOU」ではファンのノリもよくなる。
昨年発表されたヤザワのライブで「今、一番聴きたい曲」で第9位
その曲の途中でようやく衣装を替える。


そしてバラードが2曲続く。これが抜群によかった。
「Please,Please,Please」では雪の上で歌っているような舞台に代わる。これがきれいだ。
「東京雪も降るのさ」という歌詞にぴったりだ。歌も情感がこもる。
「CITY LIGHTS」都会のネオンを意識したこの照明もきれい。今回の舞台照明設計はうまい。
バラードを熱唱する矢沢の横でバイオリンが鳴り響く。これが実にいい。

この2曲にうっとりしてしまう。やっぱり矢沢はバラードだよね。
今回は緑のイアフォンをつけながら歌っていた。

メンバー紹介あったが、柳ともう一人のギターリストはジェフコールマンというそうだ。
このリズミカルなギターは最高だ。

「夜間飛行」を歌った後は「コバルトの空」
一昔前のロックンロールビートを基調に矢沢がノリノリで歌う。
手拍子しながら自分でリズムをとる。

そのあとはメドレーだ。いずれもカラオケでよく歌う矢沢の定番で、観客が合唱するように合わせて歌う。
「チャイナタウン」、「ラスト・シーン」、「I LOVE YOU,OK」、「YES MY LOVE」と続いていく。
そしてようやく「JEALOUSY」だ。オープン二ング曲も予想されたが意外なところで使う。
「PURE GOLD」でいったん終了
この曲は旅に行くような気分にさせてくれて、大好きだ。


白い矢沢スーツに着がえて始まったアンコールは「サイコーなRock You!」でスタート。
他の曲でバックダンサー出ていた曲あったけど、この曲はない。近年の曲では一番浸透しているのでは?
ギターのイントロで「止まらないHa~Ha」とわかると、タオルを用意しようと観客がソワソワする。
タオル投げがいつもより思いっきりはじけている感じでいい。そのあとで「止まらない!離れない!」となると全員が演歌歌手のように歌う。
陶酔しているのがよくわかる。
「トラベリン・バス」2階なのでトラバステープをしっかり探すお兄さんたちがよく見える。
最後と思うと観客も感慨ひとしおだ。
いつものように「帰りにおいしいビール飲んでよ」と途中でいう。
「キリンもアサヒもやめてよ」と矢沢もしっかりしているんじゃない。
思わずふきだしてしまう。
もう一曲やると思ってけど、客だし曲で終わる。外をみると雨は止んでいた。
あの2曲で雨がすっ飛んだのか??


帰りに反省会をした。矢沢には悪いけど、モルツはなかった。
そして、一体いつまでやるのか?という話になった。
150回の武道館はできるんじゃないかと。松田聖子、藤井フミヤが武道館100回こえたという。
追いつかれないようにやるだろう。

コンサートの帰り道「二人だけ」やらなかったねと言っている声が聞こえた。
ジョニー大倉追悼というのはもう終了だったんだよね。矢沢は引きづらない。
自分はジョニーを追悼する意味で、俳優としての彼に関わりのある人がやっているバーに一人寄った。
矢沢コンサートの帰りに寄ったと自分が言うと先方は喜んでくれた。
客がちょうど引けたところで、2人で映画談義ができて、最高に素敵な夜を過ごせた。
コメント (2)
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矢沢永吉2014武道館最終日132回目1

2014-12-17 09:07:26 | 矢沢永吉
矢沢永吉2014年武道館コンサート最終日に参戦してきました。


雨が降る中、九段下の駅を武道館に向かう。
いかにも矢沢のコンサートに向かうというような服装の男女が大勢きている。

雨が降るのって初めてだなあ。黄色に色づいたイチョウもいつもよりたくさん落ちている気がする。
6時に友人と待ち合わせ、一緒に入る。雨も降っているせいか、恒例の飲酒検問でハ―と吐くことなくに済んだ。

E-YAZAWAの着物を着た人もいて、いつもより女性に、大胆なヤザワルックで来ている人が目立つ。
同じく恒例のエーチャンコールが7時まで鳴り響き、絶好のタイミングで矢沢が登場する。


「さまよい」でスタートすることが多いと聞いていたが、意表をつかれる。

一瞬これなんだっけと思うが、「FLESH AND BLOOD」だ。
エーチャンコールの大きな歓声の中で始める。ブルーのシャツを着た矢沢は声の張りもよく気持ち良さそうに歌う。
あれ、向かって右側のギター見たことないなあ?外人のようだ。初めてみる彼がリードするギターの音色がいい感じだ。

次の「闇の中のハリケーン」も同じようなロックンロールだ。
そして「SOMEBODY'S NIGHT」知っている人も多いので、みんな矢沢の声に合わせて歌っている。
そうだよね。カラオケの定番だもんね。いかにもロック演歌といった様相だ。
マイクスタンドをビュンビュン飛ばす。


最初のMCでは、今回が132回目になると言っていた。すごいよね。
ついこの間99回目行った気がするけどあっという間だ。
スタッフからは200回やってくれといわれているという。そうするとあと14年かかるそうだ。
さすがにそれは無理と言っていたが、もしかしてもしかしてやっちゃったりして

続いて「TAKE IT TIME」とロックンロールが続く。
照明が変わってそろそろバラードかと思ったら誰も座らない。テンポはリズミカルに「ゆきずり」を歌う。
バックはいかにもアメリカのブロードウェイのようなネオンに変わり、「But No」だ。
スネイクのサックスが抜群にいい。


ここまでやってようやくバラードになる。「あ・い・つ」天井のミラーボールが点滅して、星屑のようになる。
矢沢コンサートでいちばん素敵な場面だ。
やっと席に座れた観客も静かに矢沢の声を聴く。
「この曲が終わるまで泣いちゃいけない」ジーンとくるなあ!!

2回目のMCだ。
ある若い子から来ていたメールに「お父さんわしゃエーチャンと同級生だよ」と書いてあった。
エーチャンが広島出身なので、お父さんも広島ですごいなあといっている若い子のメールに苦笑い。

つづく


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