これは私、個人のことで、一般的には正しいとは思いません。
70歳で仕事を止めました。もうこれ以上人間関係に気を使い、オドオド生きる必要がないと途端に明るくなりました。独りで出来る趣味の世界へ逃げ込みました。過去20年以上、私は孤独に湖でセイリングの趣味に没頭して来ました。そこへ逃げ込んだのです。しばらくはそれが天国でした。
しかし、1年が過ぎ1年6ケ月位前からブログやSNSの世界へ入りました。その結果、ネットの上で何となく友人ができました。その縁で、仲間と一緒に広い海の上でセイリングをする機会が出来ました。海の上では突然強風が来たり、波が荒くなります。同じヨットの同乗者の全員が自然の猛威を前にして心臓がすくみます。皆一緒に怖くなります。自然の脅威の中で全員の心が解け合って、お互いを頼りにします。そして怖い強風や大波が過ぎ去ると全員の顔が笑顔になります。すると自分の出来る仕事を自然に分担し、ヨットをより安全に帆走さようとします。素晴らしいチームワークが自ずと出来上がるのです。他人の重要性が身に沁みます。
独りで帆走を楽しむ人々も多いものです。それも良いです。別に反対はしません。しかし仲間と一緒にセイリングをするとヨットの楽しみが深く、多様になります。これがヨットの楽しみ方の一つと理解出来ました。昨日の体験です。特に全長40Feet前後の大型ヨットを豪快に走らせるには数人の仲間が必要です。全長30Feet以下のヨットと40Feet以上のヨットは全く別世界です。
趣味は独りで楽しむ。そうです。誰も反対しません。でも、趣味の世界で良い師匠や先生を求める。あるいは仲間と一緒に楽しむ。これも趣味の世界を広く、深くするものです。良い師匠や、良い仲間を探すのも大切です。独り趣味から脱却した最近の私個人の詰らない感想です。
皆様は趣味を仲間と一緒に楽しんでいらっしゃいますでしょうか?どちらでも良いことですがご意見を頂ければ嬉しく思います。(終わり)