ダルクとは薬物(アルコール、覚せい剤、合法ドラッグ、向精神薬、風邪薬、痛み止めなどの様々な薬のほかあらゆる依存症)がやめたくてもやめられなくなる事態に陥った人達が回復を目指す民間のリハビリ施設です。スタッフは薬物依存からの回復者です。http://www.m-darc.jp/を御覧下さい。
ところで昨日、私のブログへ武蔵野ダルクの渡辺肇さんから以下のような投稿がありました。社会的に重要な情報と考えたので皆様へもご紹介いたします。
====渡辺肇さんからの投稿================
こんにちは。私は武蔵野ダルクの渡辺と申します。
この活動を始めて約2年が過ぎました。活動をとうして、初めてカトリック東京教区の教会などと関わりが出来ました。そして、初めて様々な事を感じてもいるので投稿してみようと思いました。
私自身は両親共にカトリック信徒でした。府中のカトリック墓地に入りました。
そうした関係で、イエスのカリタス修道女会本部のホームページの中の「薬物依存を乗り越えて」があるのを見つけました。
どうぞ多くの人にご覧になっていただきたいと思います。
私は昔、両親に反発しプロテスタントの洗礼を受けた事がありましたが、カトリックへ改宗しました。
長年、共に住み、生活を共にしたロイ神父や両親と同じ神の元へ行くのです。そしてすつきりしたのです。
その故もあり、武蔵野ダルクの活動をスタートしました。活動を初めてみるとダルクの真実が教会関係者のも一切しられていない事に驚きました。
現在は内閣府の会議にも参加し、警視庁や、司法、法務省と共連携して活動するダルクが知られていないのです。
私は、若い頃、ロイさんのダルク事務所の仕事を手伝いました。そこへはアメリカ大使館の人達も来ました。ロイさんは、東京にあるカトリック教会に関係し、その後一諸にアメリカに行き、NYの国連にいたメリノール会の神父にも協力してもらいました。そしてレンタカーでフイラデルフイアの教会を80.代と90年代と周り、日本のダルクの活動を支援してもらいました。
アメリカの人達は、日本社会がいかに問題があるか教えてくれました。そして12ステツプによる回復支援が必要であると話してました。それは日本社会の問題でした。
そのあと、28年近く、日本のダルク対策組織はアメリカの教会の人達に支えられました。
今、武蔵野ダルクの活動を初めて、カトリック東京教区で支援をお願いしています。
あるアメリカ人が私に言いました。この問題は、日本、東京の問題なのに、いつまでアメリカに頼つているのか。東京の教会も自立しなさい。と。
しかし教会をまわり、ダルクの活動を知らない人がほとんどでした。その上、一般社会よりも、教会の方が、偏見や差別が強くあるlことに驚きました。
悲しいなと感じています。
警察も法務省の人達も、どうすればいいかと聞いてきます。
また、あなたはカトリックでしょう?カトリックつてどうなんですか?なども良く聞かれます。
答えは、カトリックは開かれています。東京も今武蔵野ダルクはスタートしましたと説明しています。
他宗教も、国も皆でこの問題は取り組むべきです。
ダルクは病気だという事です。
宗教では虫歯は治らない。信仰は大事で、良い宗教は善いことです。しかし病気は
直すべきです。
私は、教会を批判するつもりもまつたくないし、どちらかと言うと、私自身、教会では、静かに祈るのが好きな方です。
しかしあらゆる差別は無知からきます。社会の中で様々な人達と今、この武蔵野ダルクの活動をどうしていこうかと話すとき、教会の人達が知らなのでは、寂しい話しです。
神の霊は貧しい人たちの上にいるとはロイ神父の言葉です。
今、公立の学校が私達をよんで、様々な問題を話し合っています。PTAや教育委員会も私達と話し合っています。
どんな人も同じ人間です。法務省の人が私に言いました。東京のカトリックがこの問題に関心持つてくれるとロイさんも天国で喜びます。
カトリックも本当に平和を祈るならば私達の活動に目を止め、まず知つてほしい。と願います。
この活動に関わると教会には新しい人達が目を向けます。
ほんとうです。沢山新しい人達が教会に来ることを願つています。 神に感謝
武蔵野ダルク、渡辺肇