後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

山林の中の小屋の庭の落ち葉掃きをして来ました

2014年11月22日 | 日記・エッセイ・コラム
昨日は快晴でした。下の写真のように山梨県の甲斐駒岳が蒼穹に輝いていました。

この甲斐駒岳の麓の山林の中に小屋があります。昨日行って見ましたら庭に落ち葉が散り敷いていました。下の写真は小屋の窓から落ち葉の散り敷いた庭の様子を撮った写真です。

そこで昼食後、家内と一緒に落ち葉掃きをして来ました。
以前は落ち葉は全て焚火にくべて燃やしてしまいましたが今年は燃やさないで庭の窪地に集め土に還るようにしました。燃やすとダイオキシンなどの有害成分が出て空気を汚すので焚火にくべるのは止めました。
しかし落ち葉の燃える匂いは郷愁をさそう懐かしい匂いなので焚火をして少量の落ち葉を燃やしました。懐かしい香りが林間に漂い、少年の頃の落ち葉焚きを思い出しました。
下の写真は落ち葉掃きをして少し綺麗になった小川の水汲み場の写真です。

一時間ほど落ち葉を掃き集め窪地に集めました。まだ完全に綺麗になったわけではありませんが、下の写真のように小屋の回りだけは地面が見えるようになりました。

周囲を綺麗にしてから500m位離れた林の中の山荘に30年位独りで住んでいる友人の所の寄りました。下の写真がその山荘ですが、車は入れません。100m位手前に車を止めて歩いて行きます。

その友人の所には家内と一緒によく寄ります。
昨日は下の写真のように黄葉しているクヌギの大木の下で一緒に日向ぼっこをしながら話をしました。

昨日は朝8時に家を出て新鮮な空気の中で落ち葉掃きをして友人の山荘に寄って帰って来ました。自宅に着いたのは午後4時30分でした。
山林の中の小屋は写真のように質素な小屋です。人里はなれているのでイノシシ、鹿、猿などが沢山棲んでいます。キツネもタヌキも時々見えます。
そのような場所で落ち葉掃きをしていると自分も鹿やイノシシの仲間になったような気分になります。そして深い寛ぎを感じるのです。そんな生活を1974年に小屋を建てた時以来変わらず続けているのです。昨日の日記でした。

山林の紅葉は老境の華やぎに似ている

2014年11月22日 | 日記・エッセイ・コラム
老境にいたると現世のしらがみから解放され心が軽くなります。毎日明るい気持ちで楽しく暮らせます。自然の美しさも一層しみじみと理解できます。全てに感謝したくなります。憂いも心配もなくなります。
何か人生が急にはなやかになったような気分になります。
このような状態を老境の華やぎと言うのでしょうか?
いっぽう山林の木々もパステルカラーから新緑に移る春、梅雨の季節、青葉の真夏、黄葉の初秋といろいろな季節にそれぞれの枝葉をしげらせます。樹木は美しいものです。何時見ても感動します。
そしてやがて冬が来て落葉します。その直前に華やかな紅葉になり山々を飾ります。
ひとことで紅葉と言っても樹木の種類や、生えている場所や、陽射しの強弱などによって色合いが千差万別です。黄、褐色、橙色など紅葉の万華鏡です。
毎年、毎年見とれながら、やがて落葉する前の一瞬の彩られた葉は人間の老境のはなやぎと同じではないかという想いにとらわれます。
今年もいろいろな場所で紅葉を見てきました。近所の公園のユリノキの大木の黄葉。ケヤキ、クヌギ、コナラなどの茶色。そして桜の木の濃い紅葉。山梨県の昇仙峡の紅葉は圧巻でした。
しかし毎年行っている山梨県の甲斐駒岳の下に続く七里が岩の紅葉はまだ見ていません。そこで昨日、車を駆って七里が岩の崖下まで入って行って写真を撮ってきました。韮崎から小淵沢あたりまで30Kmくらい続く断崖です。家内もあれこれ構図を考えて撮っていました。しかしその長さ大きさを撮ることは出来ませんでした。それらの数多くの写真から5枚を選んでここにお送りします。お楽しみ頂かれば嬉しく思います。
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたしす。
後藤和弘(藤山杜人)