後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「神経が疲れたら印象派などの油彩画を見る」

2020年03月03日 | 日記・エッセイ・コラム
一昨日、「 お釈迦さまの教えは短い般若心経が全て」という記事を書きました。
日本の佛教は大乗仏教でお釈迦さまの教えとは少し違います。しかし日本人が一番大切にしている般若心経にはお釈迦さまの教えの全てが詰め込まれています。276文字の非常に短いお経です。
般若心経を理解すれば日本の佛教が理解出来るのです。般若心経こそが日本の文化の基底低音なのです。
この様な重い主題の記事を書くと非常に疲れます。神経が疲れるのです。
そして昨日は、「インドから佛教を持って来た玄奘三蔵法師の遺骨が埼玉県に」という記事を書きました。
佛教は鳩摩羅什も中国へ導入しましたが、日本の佛教は玄奘三蔵法師がインドから持って来たものです。645年にインドから西安に持ってきました。
日本の佛教は飛鳥時代に入って来ましたが、密教は最澄によって805年、そして空海によって806年に日本に伝えられました。最澄は比叡山に天台宗、空海は高野山に真言宗の寺院をつくったのです。
そして驚いたことに玄奘三蔵法師の遺骨の一部が埼玉県の慈恩寺にあるのです。
そのいきさたつを書いたのが昨日の記事でした。宗教に関することを分かりやすく書いたつもりです。分かりやすく書くと神経が疲れます。
こういう場合に私は印象派などの絵画を見て気を静めます。何故か疲れが取れるのです。これは全く個人的なことです。
ゴッホの絵も感動的ですが印象派でないので今日は割愛しました。
以下には眺めると疲れが取れるような油彩画の写真をお送りいたします。以下の7枚の絵は私の好みの一例に過ぎません。
セザンヌが入っていないのは全くの偶然です。好きな絵が多過ぎて選ばれなかったのです。
このような絵を見ていると疲れが取れ又元気が出て来ます。今日も楽しく過ごせそうです。

それはそれとして、今日も皆様の心の平和とご健康をお祈り申し上げます。後藤和弘


1番目の写真は「笛を吹く少年」です。(マネ、1866年、油彩、オルセー美術館、パリ)

2番目の写真はドガの『舞台の踊り子』です。(1878年、オルセー美術館)

3番目の写真はユトリロの「アブルヴォワール通り」です。(1914年、ポーラ美実館)

4番目の写真はルノワールの『ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏場』でえす。(1876年 オルセー美術館)

5番目の写真はクロード・モネの『日傘を差す女」です。(1875年 ナショナル・ギャラリー (ワシントン))

6番目の写真はシスレーの『サン・マルタン運河の眺め』です。( 1870年 オルセー美術館)

7番目の写真はアルマン・ギヨマンの『イブリーの落陽』です。(1873年 オルセー美術館)