人間の記憶力とは不思議なもので、幼少や少年の頃に覚えたことは一生忘れません。忘れていても必ず、フッと鮮明に思い出すのです。
秋になると私は落葉焚きの匂いや栗の実、アケビを思い出します。そして紅葉の風景を思い出します。
昔は落葉焚きは禁止されていませんでした。秋になると落ち葉を掃き集め焚火をしたものです。そしてその煙のにおいが懐かしいです。
今日は落葉焚きや栗やアケビの写真をお送りいたします。下仁田ネギや紅葉の風景の写真もお送りいたします。
1番目の写真は以前に甲斐駒岳の麓の私の小屋の庭でした落葉焚きの煙が紅葉した樹々の間を流れている様子です。焚火の匂いを懐かしく思い出します。
以前は焚火禁止がなかったので秋になると自宅の庭でも焚火をしました。サツマ芋を焚火の中に入れます。それも懐かしく思い出します。落ち葉焚きは秋の風物詩だったのです。消えてしまった風物詩です。
そして秋の思い出は栗の実、アケビです。
2番目の写真は栗の実です。インターネットに出ている写真をお借りしました。
3番目の写真はアケビがなっている様子です。インターネットに出ている写真をお借りしました。
そして下仁田ネギも山里の秋の風物詩です。秋も深まると「下仁田ねぎ」独特の甘味が強くなります。毎年冬になると家内の疎開先での友人だったY君が沢山送って下さっています
4番目の写真は「下仁田ねぎ」の畑と山々の風景です。以前に下仁田まで行って撮って来た写真です。下仁田は山々に囲まれた山里です。
5番目の写真は「下仁田ねぎ」の畑の近景です。「下仁田ネギ」は江戸時代中期以後に有名になったネギです。東京では有名な群馬県の特産品です。
そして何と言っても秋の思い出は紅葉風景です。
6番目の写真は甲斐駒岳の麓の自分の小屋の周囲の紅葉風景です。
そして紅葉を求めて遠くへ旅した時に見た紅葉を懐かしく思い出します。紅葉が美しくなる北海道や東北地方に何度も行きました。
ある時は関東と信州をつなぐ三国峠を超えて新潟県の苗場や秋山郷の紅葉をもとめて旅をしました。苗場のドラゴンドラという日本一長い5キロメートルもあるロープウエイに乗って撮った紅葉の写真をお送りします。
7番目の写真はドラゴンドラと紅葉です。全山が黄、橙、茶色に彩られ、起伏のあるゴンドラからの俯瞰は今まで見たことも無いすばらしさでした。
今日は落葉焚きや栗やアケビの写真をお送りいたしました。下仁田ネギや紅葉の風景の写真もお送りいたしました。
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたしす。後藤和弘(藤山杜人)