あなたの趣味は何ですか?と聞かれると返事に困ります。実は現在は無趣味なのです。昨日、「私の妻と馬の絆の写真集」という記事を書きました。妻の趣味だった乗馬のことをかなり詳しく書きました。
しかし考えてみると乗馬は欧米の趣味で日本人の趣味ではありません。日本ではごく少数の人が楽しんでいるマイナーなものです。そこで欧米人と日本人の趣味の大きな違いに気が付いたのです。その証拠です。
日本の乗馬人口は71000人位です。ところが「ドイツ」では250万人、「イギリス」では250~400万人、「フランス」ではは150万人ほどいるそうです。日本の人口を考えると日本は乗馬人口が極端に少ないのです。延べ年間500万人ともいわれるゴルフのようなメジャースポーツと比べると極端に少ないのです。(https://teiji-taisha.com/horseriding-population-in-japan )
日本では普段の生活に馬が見られず馬を見るのが珍しい環境です。馬に乗る機会も非常に限られています。伝統文化の違いからヨーロッパの人は馬の扱い方も馬とのコミュニケーション能力も格段に違うのです。
以上のように乗馬は欧米の趣味で、日本の趣味ではありません。
もう一つ、欧米人と日本人の趣味の大きな違いの例を上げます。ヨットの趣味です。
私は昔クルーザーヨットの趣味を25年間楽しみましたが、その趣味も日本の趣味ではありません。イギリスでは1720年に記録に残っている最古のヨットクラブ「コーク・ウォーター・クラブ」がアイルランドに設立された。これは現在の「ロイヤル・コーク・ヨットクラブ」の祖です。 以後、19世紀にかけてヨーロッパ、アメリカの富裕層を中心に各地にヨットクラブが設立されたのです。18世紀にもアイルランドとイングランドのクラブ同士でレースが行われています。19世紀になって大掛かりな国際ヨットレースが行われるようになりました。
19世紀後半にはディンギーと呼ばれる小型艇のレースも始まり、第一次世界大戦後に盛んになったのです。1875年にイギリスで設立されたヨット競技協会(YRA)によって統一的なルールと6段階のクラス分けが制定されtげいます。
1番目の写真は24フィートの帆船 のヨットレースです。 写真の出典は、ヨット - Wikipedia です。 シドニー港です。
2番目の写真はのクルーザー級の帆船のヨットレースです。写真の出典は、ヨット - Wikipedia です。
3番目の写真はクルーザー級のヨットレース(2013年)です。写真の出典は、ヨット - Wikipedia です。
以上のように欧米と日本の趣味を比べると比較文化人類学の問題になってしまいます。興味の尽きない問題です。
日本人の趣味は以下のようなものです。趣味に関する調査結果です。
男性は「スポーツ」「読書」「パソコン/インターネット」、女性は「読書」「旅行」「音楽鑑賞」「料理」が上位を占める結果となり、「趣味はない」と回答した人は、2.3%にとどまりました。ちなみに妻は学生時代短距離走ソフトボール。そしてスケートは60歳迄続けました。85歳の現在はランニングだけですが、観戦は野球、相撲の他スポーツ全般を好んでいます。
大人男性の趣味ランキングは?
1.スマホゲーム スマホゲームはいつでもどこでもできるため、人気の趣味です。 .2.カラオケ・一人カラオケ ...
3、読書 ...
4,一人旅
女性の場合は、
1.在宅ワーク ...
2.一人旅 ...
3,御朱印巡り ...
4,ドライブ
そしてスポーツではゴルフが目立ちます。延べ年間500万人ともいわれるゴルフのようなメジャースポーツがあるのです。
欧米と日本の趣味を比べると比較文化人類学的に興味の尽きない問題なので今後考を深めて行きたいと思います。