後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「北極に棲んでいるベルーガ(シロイルカ)の写真」

2023年11月20日 | 写真
ベルーガは、種々の群泳魚、甲殻類、蠕虫(ぜんちゅう)、そして時に軟体動物を常食としています。実際に知られている中で、100種以上の種を捕食しており、精巧なソナー(反響定位、エコロケーション)でその位置を特定しています。ベルーガは5頭ないしそれ以上の集団で綿密な共同作業を行って魚群を集めることができ、さらに魚を傾斜した浅瀬の海岸に追い立てたりすることができます。https://www.cruiselife.co.jp/arctic/animal.html
 

「男のロマン北極探検、荻田泰永氏の体験を聞く」

2023年11月20日 | 日記・エッセイ・コラム
男のロマンはいろいろありますが、北極探検もその一つです。荻田泰永氏は単独で何度も北極大陸を探検した人です。昨日、小金井市の貫井北町の公民館・図書館でその体験談を直接聞きました。
1番目の写真は昨日の会合の写真です。壇上の机の右に座っている黒い服の人が荻田泰永氏です。
荻田 泰永(おぎた やすなが、1977年9月1日 - )は北極と南極における単独徒歩行などに取り組んでいる冒険家です。北海道鷹栖町に住んでいます。
荻田 泰永氏の探検は2000年から始まり、以下のようになっています。
(1)2000年 大場の企画した「北磁極を目指す冒険ウォーク2000」に参加し、カナダ北極圏のレゾリュート村から北磁極までの700km徒歩冒険行を行なう。初めての海外旅行で初めて北極を訪れ、それ以前にはアウトドア経験もなかった。
(2)2001年から 一人での冒険行をスタートさせ、以来毎年のように北極圏各地を訪れる。
(3)2012年 日本人初(世界3人目)となる「北極点無補給単独徒歩」に挑戦するも、海氷状況と天候悪化により17日目で断念。
(4)2013年11月 著書『北極男』を刊行。
(5)2018年1月6日、日本人として初となる、南極点への徒歩による無補給・単独踏破に成功した。
著書は『北極男』(講談社、2012年)と『考える脚 北極冒険家が考える、リスクとカネと歩くこと』(KADOKAWA、2019年)がある。
それでは荻田泰永氏が撮った北極の風景写真をお送り致します。

荻田泰永氏の体験談を聞いていろいろなことに感動しました。
まず驚いたことは北極大陸は平坦ではなく激しく凹凸していることです。すごくデコボコしているのです。勿論平坦な所もありますがデコボコな氷雪を掻き分けながら重い荷物のソリを根気よく引っぱって進むのです。
そして吹雪の吹き荒れる中を進むのです。まつ毛や髭は凍ります。夜になると小さなテントの中の厳しい寒気の中で寝るのです。次第に疲労が重なって行きます。
そんな道行が何日も続く北極探検です。話を聞きながら自分もそんな体験をしている気分になりました。
昨日は北極探検をしていたのです。会合が終わって外に出たら暖かい秋の日差しがさしています。何故かホットして家に帰りました。平穏な秋の午後でした。

 それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたしす。後藤和弘(藤山杜人)