春夏秋冬ライフ

四季の変化に向き合い、目の前に起きる様々な出来事を目の丈で追ってみた。

起業家紹介「帝国データバンク」

2010-04-16 17:14:00 | 歴史に向き合う

公文のフォーラムでの出会いで知り合った一人が高津さんが館長を勤める、「帝国データバンク史料館」に行って見る。
常設館とも併せ、今回は我が国の近代化に貢献した実業家を捉え「"輝"業家」として紹介している。
靖国通りを挟んで緑に包まれた市ヶ谷の防衛省の目の前に支社ビル8、9階の大変眺めの良い、近代的なビルの一角にある。
「帝国データバンク」と言われる看板の"帝国"と名前が使われる、歴史を背負った看板と信用調査に余り、馴染みも無かったが、こちらに来て企業を支える大事なデータバンクであることを改めて学んだ。
2010年に創業者後藤武夫以来創業110年を迎え、現在、全国各地約3000人からなる社員で蓄積された膨大な企業のデータを収集し、信用調査を提供し、社会的役割や経済発展に貢献されてきた会社なのである。
そんな背景から、第一線にあった高津さんが情報収集に高感度のアンテナを掲げ、幅広く情報を蓄える見識を備えている
サイバースペシアリストであることを思い知らされた。

そんな情報収集力を背景に「"輝"業家」の詳細が史料館に設置されたパソコンで見ることができる。
現在の経営者300人からアンケート調査され、明治から昭和にかけて貢献した企業家/実業家の名前が上げられ、ランクアップされている。1位は松下幸之助に、折しも大河ドラマ、「龍馬伝」で話題になった岩崎弥太郎や維新で登場する渋沢栄一など
がベストテンに入り、それぞれフォーカスされ、企業家/実業家の面から更に深く、知ることが出来る。
この特別展には公文教育研究会が所蔵する子供浮世絵展など、立身出世に繋がる、子供のまなび、あそびを歴史的な絵図で紹介するなど、公文の竹田さんの吐息がしっかり繋がっていることを見ることができた。
大型スクリーンに映す出される、拠点作りに大陸に進出した、軌跡を辿る映像はリアルに捉えていた。
常設館では色々、展示に工夫が凝らされているが、とりわけ最先端の情報技術を駆使したバーチャルリアルテイでは同社旧本社ビル内をリアルに案内して貰え、画面のタッチ操作に思わずはまってしまった。
堅苦しい人事考課表?の一つの酒気帯びに関わることまで、厳しい社風まで楽しく、階間見ることが出来る。
当日は講演会も重なり、大変な混雑ぶりに、人気の程が伺えた。

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2 コメント

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Unknown (高津です)
2010-04-16 21:57:12
松崎さん、今晩は。
昨日は足もとの悪い中、わざわざご来館いただき
ありがとうございました。

あいにくと「“輝”業家とその時代」という講演
会で80人以上の団体さんと重なってしまい、講
師の先生のお相手もしなければならず、ゆっくり
ご案内ができず、大変失礼してしまいました。お
許しください。

また、当館について温かいレポート、過分のお言
葉をUPしていただき、とてもうれしく思っており
ます。心からお礼を申し上げます。

おかげさまで企画展も順調に推移、会期も残すと
ころ1週間余りとなり、ここへきて俄然お客様が
増えてきました。

なにしろ小さな館ですので、一度に30人を超す
とかなり窮屈なのですが、今日も昨日に続き、
50人以上のお客様が来られました。
なかでも今日の午後、突然、慶応大学の学生さん
が30人近くお越しになり、まさにうれしい悲鳴
でした。

もっとも展示していたパナソニック・松下幸之助
の発明した二またソケット、アタッチメントプラ
グを見ても、それが何か全くわからなかったのに
は、いまさらながら時代というものを感じさせら
れましたが…。

いずれにしても、こういう仕事をやっていると、
世代を超えていろいろな方との出会いがあり、ま
た懐かしい再会もあって、土日返上で館に詰めて
いる甲斐があるということです。

そして、こうやってホームページなどでご紹介い
ただけることも大変名誉なことであり、改めてお
礼申し上げます。

では、今後ともよろしくお願いいたします。
そして今度は、松崎さんのご案内で日野史跡巡り
ができればいいなぁと思っております。

最後になりましたが、異常気象の今日この頃、松
崎さんもくれぐれもご自愛いただきますよう祈念
しつつ、まずは昨日のお礼といたします。
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Unknown (yuji)
2010-04-17 07:21:02
高津さん
わざわざコメントありがとうございます
素晴らしい環境の中、「帝国データバンク史料館」の館長さんとして、第2の人生を見事に着地された姿はまさに“輝”ているお一人と伺いました。
最新の情報機器を駆使し、大型スクリーンに映し出される情報の数々、お持てなしの心ゆきが徹底された受付はじめ、会社の期待感がそのまま史料館を映しているようで関心させられました。
平日に関わらず、あの混雑ぶりはこの不況下に待ち望むのは「“輝”業家」と言う歴代ヒーローの出現であったりと思ったりしました。
折しも大河ドラマで話題呼ぶ、「岩崎弥太郎」がベストテンに入っていること、あの立派な髭姿に出会えたことは個人的に嬉しかったです。

そうですね、日野宿に残された幕末の姿を皆さんと一緒にご案内できれば、と思います。
昨年は仙台のお医者様のグループをご案内し、楽しかったのか、今年も9月にリクエストを頂きました。
未だ5体満足で、何とか走れそうです。
お互いに、何時までも飲み交わせるよう、ありたいですね
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