元旦、初日の出を浅川護岸から拝み、劇的な2010年の新年を迎える。
高幡不動へ向かう途中、浅川から高幡橋より、上流側に車を止めて土手に上がる。
氷点下3℃前後の世界、身を震わせながら既に何人かはそのドラマチックな瞬間を迎えようと東側に向かって、今か今かと待ちわびている。
薄日から、しっかりとお天道様が上がってくる瞬間に、どちらかとも無く声が上がる。
丁度、モノレールが上空を通過し、恐らくモット眺めの良い位置から、この瞬間を見ている筈である。
影絵のようなこれらの造形物と反射で黄金色で輝く浅川の川面が、実に美しく輝く瞬間であった。
前述の安全祈願の臨時待機場所で安全祈願の札を貰い、「安全祈願殿」に向かう。
「祈願殿」には祭殿と太鼓が並び、御祓いが始まる前、火の気のない寒々とした場所でお住職が来場する前、しばし待機する。
「ドンドン~ドン」お経に合わせ、ダイナミックな太鼓が目の前で打ち鳴らされ堂内に響きわたり、お住職の指示で手を合わせ、「心頭滅却」の世界へ入る。
お経に合わせ、このダイナミックなリズムと太鼓の音は日常の雑念は解かれ、二人のお住職の見事な演出に思わず無我の心境に吸い込まれる。
再び 静粛な世界に「さ~お経は終わったぞ」これで高幡不動の安全の護りを貰い、今年も愛車を駆使し、まだ走る。
世相を繁栄してか、いらつく気持ちがクラクションの乱用などマナーの悪い車に腹を立て、乗る以上は何時も危険と隣り合わせで緊張の連続、そろそろそんなリスクから開放されたいが、高幡不動の願にかけて、未だ未だ車に寄りすがる。今年も車離れは出来ないようだ
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます