seoulの幹線道路は車の渦、果たして片側何車線で有ろうか、車、車で埋めつくされている。
そんな渦の中、白ヘルメットを被り、さっそうと白馬を跨がり、サイレンを鳴らし走り抜ける騎手は何と女性であった。
このサイドカーとは異なるが、単車を鮮やかに乗り回し、車の渦の隙間を縫って、狙った獲物を捕え、違反車両をビシビシと取り締まる、最前線で活躍している。
男性顔まけのキビキビした立ち振る舞いにその雄姿に女性であることが判ると、驚いてしまう。捕まった運転手も、美人警官にソフトで迫られれば、抗弁の余地無く、法の掟に従わざるを得ないのであろうか・・・。
そんな女性進出に、一方では大形車両の観光バスに一人でハンドルを切り回す逞しい女性の姿があった。
ハンドセットを付け、サングランス姿。運転の傍ら、観光ガイドもやってのける完全なワンマンカーである。
パーキングでは狭いスペースをあの大きな図体の大形バスを見事なハンドル裁きで入れてしまうプロの姿に思わず、拍手をしてしまいたくなる位に見事であった。
当地における活躍ぶりは韓国人女性ばかりではない。
昨今の韓流ブームに乗った韓国語の勉強に拍車が掛かっている様だが、当地に訪れ、会話学習に明け暮れる日本人女性も多いようだ。
慣れない異国の地で女性単身で生活する逞しさも凄いが、その覚えた韓国語の学習成果を背景にそのまま現地オフイスに就職し、現地の世界に溶け込んでいる強者も居られる。
国同士では過去の歴史背景からどうしても、歪んだ歴史事実の負の遺産は重くのしかかり避けられないが、一方ではこうして溶け合って、深く入り込んでいる、女性パワーもあることも事実である。
当方が現地に赴いた反日感情一辺倒の、ン十年前の世界から、今日の姿に隔世の感を強く感じる。
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