575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

飛鳥  麗

2008年05月11日 | Weblog
木曜日担当の日なのに奈良・飛鳥へ行っており更新が遅れました。
奈良公園や薬師寺あたりは行ったことがありましたが飛鳥は初めて訪れました。
なんとひっそりした静かなところでしょう。

聖徳太子生誕地の橘寺・石舞台古墳・亀石・高松塚と巡りました。
石舞台古墳は蘇我馬子のお墓と考えられていますが詳しいことはわかりません。
中が石室になっており、
一人の女性が「なんとなく怖いので一緒に入って下さい」と
頼まれました。巨大な石を組み合わせた見事な横穴式石室。
隙間から太陽光が少し差し込みますがひんやりとした特別な空間でした。

なんだか今後、奈良へ行く機会が増えそうな気がします。
胡錦涛も帰ったことだしまた静かな大和路になります。

        夏来る石室の中ひんやりと  麗
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天を支える彼女は誰? そして何故? 愚足

2008年05月11日 | Weblog
 先日の投稿で鳥野さんが「中でも惹かれたのは、「カリアティード」と題された油彩の裸婦。古代建築で庇やバルコニーの屋根を支えている女性の像を描いたものです。どこか孤独で、理不尽を訴え、それでいて力強い肉体。悲しみと諦めとその果ての嘲笑さえ読み取れて、いたたまれませんでした。」と書かれていましたね。
 バルコニーを支える彫像は、男性像がアトランタ、女性がカリアティードだと言います。
アトランタ(アトラス)は、ゼウスに天空を支えるように命じられたので、ここから男像柱がアトランタになったのは分かりますね。
でも女像柱が、なんでカリアティーダなのか、知りたい気がします。
 女性に天や建築を支えさせる発想が吃驚です。
 一体この女性は何をしたのでしょうか?

丘に立つカリアティードや夏の暁     ぐ


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