先日、八ヶ岳の唐沢鉱泉まで車で行きました。
温泉には入らなかったのですが、
散策をしていたら、かもしかに出会いました。
草の芽を一心に食べていて、こちらには無頓着。
丸々と太った美味しそうな姿!
10米ほどまで近づくと、顔をこちらに。
しかし食べることは止めません。
それ以上近づくこともなく、さようなら!
こういうのを、お互いに干渉しない関係って、
いうのかな?
さて、荻原俳句教室より
今回の宿題は「新緑」と「虹」
うたたねの妻のみどりを風わたる
(緑、緑さす、いずれも、新緑と同じ季語です。)
うたたね、を除いて、緑、妻、風、と美しすぎる。
読者には、パステル調の絵のようで、明確なイメージが伝わらない。
妻のみどり、という言い方も、
みどりが妻の属性になってしまう。
みどりの妻、新緑の妻、のほうが良い。
新緑の妻のうたたね風わたる
としたほうが、良いのでは。
愛妻俳句で、注意しないといけないのは、
愛しているという自意識を詠ったものになりやすいこと。
愛情を持って、作者しか知らない妻の人となりを
観察した句を詠むことは、
新しい領域を開拓することになるでしょう。
なるほど・・・難しそう。
「虹」
虹の橋わたって虹のふるさとへ
虹消えて虹のふるさと残りけり
前の句はダメ。虹の橋をわたる、という言い回しは
すでに手垢がついてしまっている。
渡らないほうが良い。
あとの句のほうが、ずっと良い。
たしかに、最初の句は、アタマでつくった句ですね。
なかなかアタマでつくる欠点を克服できないなあ。
次回の宿題は「緑陰」「夏の雲」です。
温泉には入らなかったのですが、
散策をしていたら、かもしかに出会いました。
草の芽を一心に食べていて、こちらには無頓着。
丸々と太った美味しそうな姿!
10米ほどまで近づくと、顔をこちらに。
しかし食べることは止めません。
それ以上近づくこともなく、さようなら!
こういうのを、お互いに干渉しない関係って、
いうのかな?
さて、荻原俳句教室より
今回の宿題は「新緑」と「虹」
うたたねの妻のみどりを風わたる
(緑、緑さす、いずれも、新緑と同じ季語です。)
うたたね、を除いて、緑、妻、風、と美しすぎる。
読者には、パステル調の絵のようで、明確なイメージが伝わらない。
妻のみどり、という言い方も、
みどりが妻の属性になってしまう。
みどりの妻、新緑の妻、のほうが良い。
新緑の妻のうたたね風わたる
としたほうが、良いのでは。
愛妻俳句で、注意しないといけないのは、
愛しているという自意識を詠ったものになりやすいこと。
愛情を持って、作者しか知らない妻の人となりを
観察した句を詠むことは、
新しい領域を開拓することになるでしょう。
なるほど・・・難しそう。
「虹」
虹の橋わたって虹のふるさとへ
虹消えて虹のふるさと残りけり
前の句はダメ。虹の橋をわたる、という言い回しは
すでに手垢がついてしまっている。
渡らないほうが良い。
あとの句のほうが、ずっと良い。
たしかに、最初の句は、アタマでつくった句ですね。
なかなかアタマでつくる欠点を克服できないなあ。
次回の宿題は「緑陰」「夏の雲」です。