蒲郡吟行の最終的な結果です。
① 竹島や青葉若葉に膨れおり(鳥野)愚・晴・麗・静・童・立
② 舟虫のことごとく出てさらに出る(狗)朱・遅・能
③ 竹島の女神の在す青葉闇(遅足)静・郁・能
④ 五月雨の上がりて島の緑かな(愚足)亜・鳥・朱
⑤ 竹島や潮騒遠き木下闇(鳥野)
⑥ 雲霽れて竹島笹竹竹の秋(静荷)狗
⑦ 夏の浜小さき島へと続く道(麗子)遅
⑧ 薫風やホテルの朝のクロワッサン(亜子)晴・鳥
⑨ 竹島や六月だもの雨の友(朱露)
⑩ 新緑の埋もれた絵馬に外国語(狗)静・能・立
⑪ ましぐらに湾を埋めたるヨットかな(遅足)麗
⑫ 御目見えは卯波の洗う島ほとり(晴代)亜・朱
⑬ 海見えて墓碑の群あり南吹く(愚足)鳥
⑭ 竹島やポテトチップス都鳥(朱露)遅・童
⑮ 島なれば固有種もあり木下闇(静荷)愚・晴・立
⑯ 竹島や往時茫々樟若葉(亜子)郁
⑰ 緑雨止み古き句友と再会す(麗)愚・狗・亜・童
⑱ 夏の風島より晴を連れてくる(晴代)麗・狗・郁
⑲ ラケット振る二の腕まぶし五月かな(立雄)
次回は6月18日(水)午後6時 安田屋です。
題詠は「短夜」です。
荻原俳句教室より
先回の宿題は「緑陰」と「夏の雲」
緑陰や妻の朗読する「こころ」
一読して先生は、??と、いう顔をされました。
しかし危ういながらギリギリのところで
句として成立しているという診断でした。
夏目漱石の「こころ」は悲劇的なストーリー。
その「こころ」のマイナスを、緑陰と朗読というイメージが
救っているということでした。
どうかな?甘い点数のようです。
真っ白なうそかまことか夏の雲
思わず笑ってしまったので良いのでは、という診断。
語呂合わせがイヤミになっていないのでOKだそうです。
緑陰や無心のひとり我が道よ
俳句を始めたばかりの方の句です。先生はもとの句のコトバに忠実に
緑陰の道を無心にひとり行く
と直されました。
こうすると風景がキチンと見えてきます。
俳句が読み手に伝わるようにするためには、
風景がキチンと見えることが大切だなと改めて感じました。
次回の宿題は「木下闇」と「夏の空」です。
① 竹島や青葉若葉に膨れおり(鳥野)愚・晴・麗・静・童・立
② 舟虫のことごとく出てさらに出る(狗)朱・遅・能
③ 竹島の女神の在す青葉闇(遅足)静・郁・能
④ 五月雨の上がりて島の緑かな(愚足)亜・鳥・朱
⑤ 竹島や潮騒遠き木下闇(鳥野)
⑥ 雲霽れて竹島笹竹竹の秋(静荷)狗
⑦ 夏の浜小さき島へと続く道(麗子)遅
⑧ 薫風やホテルの朝のクロワッサン(亜子)晴・鳥
⑨ 竹島や六月だもの雨の友(朱露)
⑩ 新緑の埋もれた絵馬に外国語(狗)静・能・立
⑪ ましぐらに湾を埋めたるヨットかな(遅足)麗
⑫ 御目見えは卯波の洗う島ほとり(晴代)亜・朱
⑬ 海見えて墓碑の群あり南吹く(愚足)鳥
⑭ 竹島やポテトチップス都鳥(朱露)遅・童
⑮ 島なれば固有種もあり木下闇(静荷)愚・晴・立
⑯ 竹島や往時茫々樟若葉(亜子)郁
⑰ 緑雨止み古き句友と再会す(麗)愚・狗・亜・童
⑱ 夏の風島より晴を連れてくる(晴代)麗・狗・郁
⑲ ラケット振る二の腕まぶし五月かな(立雄)
次回は6月18日(水)午後6時 安田屋です。
題詠は「短夜」です。
荻原俳句教室より
先回の宿題は「緑陰」と「夏の雲」
緑陰や妻の朗読する「こころ」
一読して先生は、??と、いう顔をされました。
しかし危ういながらギリギリのところで
句として成立しているという診断でした。
夏目漱石の「こころ」は悲劇的なストーリー。
その「こころ」のマイナスを、緑陰と朗読というイメージが
救っているということでした。
どうかな?甘い点数のようです。
真っ白なうそかまことか夏の雲
思わず笑ってしまったので良いのでは、という診断。
語呂合わせがイヤミになっていないのでOKだそうです。
緑陰や無心のひとり我が道よ
俳句を始めたばかりの方の句です。先生はもとの句のコトバに忠実に
緑陰の道を無心にひとり行く
と直されました。
こうすると風景がキチンと見えてきます。
俳句が読み手に伝わるようにするためには、
風景がキチンと見えることが大切だなと改めて感じました。
次回の宿題は「木下闇」と「夏の空」です。