昨夜は雷。びっくりしました。
でも、今は日も射してきました。
のち
先日、寺山修二のことを書いて、
死に対する高浜虚子との違いに気づき
ちょっと調べてみました。
風生と死の話して涼しさよ 高浜虚子
昭和32年の作。
この時、虚子は83歳。富安風生は72歳。
人生五十年といわれた時代ですから、
こんにちの感覚でいえば、百歳と九十歳くらいの感じでしょうか。
生くることやうやく楽し老の春
これは、風生の句です。
願わくば花の下にて春死なん その如月の望月のころ
西行の歌ですが、男には、そうした願望があるのでしょうか?
虚子は2年後の4月8日、仏性会にあの世に。
これに対して女性の句は少し様相が違います。
老いながら椿となって踊りけり
三橋鷹女の句。虚子の孫にあたる稲畑汀子にも、
落椿とはとつぜんに華やげる
という句があります。
どうも微妙に違いがあるようです。
不思議です。
でも、今は日も射してきました。
のち
先日、寺山修二のことを書いて、
死に対する高浜虚子との違いに気づき
ちょっと調べてみました。
風生と死の話して涼しさよ 高浜虚子
昭和32年の作。
この時、虚子は83歳。富安風生は72歳。
人生五十年といわれた時代ですから、
こんにちの感覚でいえば、百歳と九十歳くらいの感じでしょうか。
生くることやうやく楽し老の春
これは、風生の句です。
願わくば花の下にて春死なん その如月の望月のころ
西行の歌ですが、男には、そうした願望があるのでしょうか?
虚子は2年後の4月8日、仏性会にあの世に。
これに対して女性の句は少し様相が違います。
老いながら椿となって踊りけり
三橋鷹女の句。虚子の孫にあたる稲畑汀子にも、
落椿とはとつぜんに華やげる
という句があります。
どうも微妙に違いがあるようです。
不思議です。