575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

すじみちをたてて涙はながれます   遅足

2009年12月05日 | Weblog
船団の南村健治ドクターの診断です。

 実生活において、正論というか義憤にまみれての涙は
ボクにとっては実は厄介。手の施しようがない。
とくにこんなふうに言い張る人は尚更のこと。
でも、俳句ならOK。
「涙」をこんなにぼろぼろと真正直に流すのは格好がいいから。

    

この句は季語がありません。でも私には気に入った句。
ありがとうございます。

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木枯しや昭和の味を忘れかけ   朱露

2009年12月05日 | Weblog


      昭和64年が平成元年で私は五十五才。
      人生僅か五十年なら平成は殆どオマケ。
      それにしても昭和を忘れてはいないか。
      あのヒモジさ惨めさ暗さの中の逞しさ。

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宣伝の朝刊入る師走かな   朱露

2009年12月05日 | Weblog

     師走の朝刊は重いので二日分重い。
     捨てるのは失礼極まるので読んだ。
     気がついたら二日分時間が経った。
     放送の方が優劣決め易いのは何故?

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