11月27日、湖北のバードウオッチングに参加した。コハクチョウ、キンクロハジロなどなど冬鳥は顔をそろえていた。ずっうと憧れていたタゲリの群れにも出会って満足した後、早崎のビオトープを観察することになった。ここはコハクチョウの塒のために水田を池に変え、周りには、アシなど残してある。コハクチョウだけでなく、他の水鳥やまれにクロツラヘラサギという珍鳥がやってくる。この日はコハクチョウが10羽ほどいただけであるが、みんなはビオトープを一回りするようであった。
その日、理由も分からないまま踵がひどく痛かった私は、みんなとは逆に来た道を引き返した。ビオトープの土手に妙なのもがみえる。双眼鏡で覗くとイタチが立っている。幼いころは、目の前を猛烈なスピードで横切るイタチによく遭遇した。 ヘビも怖かったが、イタチも怖くそんな時は家に逃げ帰ったものだ。湖北でイタチに出会ったことは今迄に2度あるが、いつも走っていた。イタチがプレリードックみたいに立って当たりを見回すこと、20秒位それから走り去っていった。
家に帰って、イタチについて調べてみて驚くべき事実が分かった。対馬に生息しているチョウセンイタチを除いて、西日本には1949年頃、船舶の積み荷に紛れ込んで、朝鮮半島から九州にチョウセンイタチが侵入したとされる。また、同時期に毛皮業者が養殖の為に持ち込んだものが、その後逃げ出し西日本中心に分布を広げている。在来のニホンイタチと比べて、一回り体が大きいので、移入したところでは、チョウセンイタチが優勢でニホンイタチを山間部に追いやっている。
紀伊半島野生動物研究会のホームページによると2種のイタチを判別基準は尾率
(尾長/頭胴長)でニホンイタチは、40~45%に対し、チョウセンイタチは50%を超えるそうだ。そんなこと、出来るはずのない私達には判別の方法がないということ。だから、私が見たイタチはどちらか、分からないのだ。
それにしても、人が関わっての外来種が在来種を駆逐していくケースが多すぎると思う。
その日、理由も分からないまま踵がひどく痛かった私は、みんなとは逆に来た道を引き返した。ビオトープの土手に妙なのもがみえる。双眼鏡で覗くとイタチが立っている。幼いころは、目の前を猛烈なスピードで横切るイタチによく遭遇した。 ヘビも怖かったが、イタチも怖くそんな時は家に逃げ帰ったものだ。湖北でイタチに出会ったことは今迄に2度あるが、いつも走っていた。イタチがプレリードックみたいに立って当たりを見回すこと、20秒位それから走り去っていった。
家に帰って、イタチについて調べてみて驚くべき事実が分かった。対馬に生息しているチョウセンイタチを除いて、西日本には1949年頃、船舶の積み荷に紛れ込んで、朝鮮半島から九州にチョウセンイタチが侵入したとされる。また、同時期に毛皮業者が養殖の為に持ち込んだものが、その後逃げ出し西日本中心に分布を広げている。在来のニホンイタチと比べて、一回り体が大きいので、移入したところでは、チョウセンイタチが優勢でニホンイタチを山間部に追いやっている。
紀伊半島野生動物研究会のホームページによると2種のイタチを判別基準は尾率
(尾長/頭胴長)でニホンイタチは、40~45%に対し、チョウセンイタチは50%を超えるそうだ。そんなこと、出来るはずのない私達には判別の方法がないということ。だから、私が見たイタチはどちらか、分からないのだ。
それにしても、人が関わっての外来種が在来種を駆逐していくケースが多すぎると思う。