575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

冬の空ひとにはひとつ喉仏   遅足

2009年12月16日 | Weblog
船団の早瀬淳一ドクターのコメントです。

 冬の空の下、雑踏を歩いている老若男女。
着飾った若い女性、人生これからの張り切った男性、やや疲れた中年男女、
所詮それぞれの一つずつの喉仏が雑踏を歩いている光景が目に浮かぶ。
または、冬空の下の火葬場で骨になった喉仏が一つ転がっているイメージ。
少しぎょっとさせられる表現だが、それでも何か温かい、からっとした読後感。

ありがとうございます。
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子を思う総理の母と我が母と 朱露

2009年12月16日 | Weblog

         私の母は私が三十の時五十八で死んだ。
         非常に忙しくて死に目に会えなかった。
         父と結婚させられたのが間違いの元だ。
         これで事態は紛糾して未だに正解なし。

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