575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

季語にならないのは? 愚足

2009年12月07日 | Weblog
 終戦記念日という季語があって
 開戦記念日という季語はない。

 不思議なことである。
 それほどまでに、日本人の戦争を始めたことの自責の念が強いのだろうか。

   冬の街歩きて平和遠くせず     ぐ

 我われ九条の会では冬の平和記念行事として開戦記念日の夜
 ペットボトルにろうそくの日を掲げ市博物館から今池西公園まで行進する。
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大雪(たいせつ)    遅足

2009年12月07日 | Weblog
7日は二十四節気の大雪。
文字通り、木の葉も散り、雪が本格的に降り出す真冬。
朝のテレビは青森の雪を映していました。

初候は「天地の気が塞がって真冬になる」
天地の気が塞がるとは面白い比喩ですね。

次候は「熊が穴に入って冬眠する」
最近は暖冬で熊が冬眠できない、というニュースも。

末候は「鮭が川を遡る」

   

雪はその美しさから花に例えられます。
六華(りっか)は結晶の形から来ているのでしょう。
雪は雨かんむりに箒の意味の「彗」で表されていました。
掃くことが出来る雨という意味であり、
掃いて清めるという意味でもあったとか。
天が汚れた地上を掃き清めるということでしょうか?

木の枝からすべり落ちる雪は「垂雪(しずりゆき)」
次の雪が降るまでかろうじて残っている雪は「友待つ雪」
なかなか優雅ですね。

雪といえば、575の会で人気のあるのは「雪女」
今年も句会に姿を現すでしょうか?
今年最後の句会は16日です。

(写真は蓼科の雪景色す。)

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枯木立学校へ行った大昔    朱露

2009年12月07日 | Weblog

        細い川筋に添って雑木林が続いている。
        葉が落ちると小学校がはっきり見える。
        「枯木立」と言っても枯れ木ではない、
        と、歳時記に書いてあるのがおかしい。

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