575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

今年はいいこと、あるらしい  鳥野

2010年01月05日 | Weblog
・ 新年之始乃波都波流能家布敷流由伎能伊夜之餘其騰
   (あたらしき年の初めの初春の今日降る雪のいやしけ吉事)

万葉集二十巻の掉尾、大伴家持の和歌として、よく知られています。

正月の雪は瑞兆。家持の溢れるほどの喜びが、伝わってきます。

その幸運に遭遇できたのが、今年の名古屋。元旦の朝、強風に雪が舞い、お城はすっかり雪化粧していました。
名古屋の正月の雪は、44年振りのこととか。

嬉しさは誰も同じらしく、マンションの北庭には、子供の等身大の雪だるまが座っていました。
冷たかったでしょうにご苦労さま。今年はいいことが、ありそうです。

                             
コメント (1)
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