元旦に雪が降って、幸先が佳いと喜んだり、予報に雪のあしたを期待のにと、落胆したり。
そんな薄っぺらな一喜一憂を、反省させられるこの頃です。
雪国から頻りに届く悲鳴。雪に閉じ込められて、日常生活が難渋し、命にかかわると、伝えてきます。
地方自治体の財政難、住民の高齢化などで除雪が行き届かない。ようやく下した雪も捨て場がない・・・。
温暖地にいて、雪の清純さばかりを言うのは、気がひけます。が、やはり雪恋いは本音。
・ 太郎を眠らせ太郎の屋根に雪ふりつむ
次郎を眠らせ次郎の屋根に雪ふりつむ 三好達治
・ さいはての駅に下りたち雪あかりさびしき町にあゆみ入りにき 石川啄木
・ 君かえす朝の敷石さくさくと雪よ林檎の香のごとくふれ 北原白秋
右顧左眄する間に消えし今朝の雪清らなものに縁うすき吾か
鳥野
そんな薄っぺらな一喜一憂を、反省させられるこの頃です。
雪国から頻りに届く悲鳴。雪に閉じ込められて、日常生活が難渋し、命にかかわると、伝えてきます。
地方自治体の財政難、住民の高齢化などで除雪が行き届かない。ようやく下した雪も捨て場がない・・・。
温暖地にいて、雪の清純さばかりを言うのは、気がひけます。が、やはり雪恋いは本音。
・ 太郎を眠らせ太郎の屋根に雪ふりつむ
次郎を眠らせ次郎の屋根に雪ふりつむ 三好達治
・ さいはての駅に下りたち雪あかりさびしき町にあゆみ入りにき 石川啄木
・ 君かえす朝の敷石さくさくと雪よ林檎の香のごとくふれ 北原白秋
右顧左眄する間に消えし今朝の雪清らなものに縁うすき吾か
鳥野