去年、大阪市立美術館で開催されていた
日本画家の「小野竹喬」展を見てきました。
生誕120年を記念しての展覧会。80歳を超えても新しい
画風にチャレンジしていく姿に、45歳なんてまだまだひよっこと思え、
絵画からエネルギーをもらって帰ってきました。
小野竹喬は芭蕉の「奥の細道」に刺激をうけ、芭蕉の俳句をもとに絵を描いています。
「奥の細道句抄絵」として「暑き日を海にいれたり最上川」の作品は
暖かい色合いで最上川に沈む日輪が優しく描かれています。
30年以上前に俳句と日本画のコラボを実践していた竹喬。
山頭火の句に絵をつけた池田遥邨も有名ですが新しい日本画家を知ることが出来て
嬉しい一時でした。
自分の俳句に絵を描くなんてことが出来たら最高の趣味になりそうですね。