575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

靴のなかに    遅足

2010年01月29日 | Weblog
先日、奥さんが出かけようと玄関へ。
靴の足を突っ込もうとして・・・?

ヘンナ臭いが・・・

なんと、靴の中にウンコがポコン。

我家の猫はシツケをしなかったんですが、
ウンコとオシッコは、ちゃんと
決まったところで済ましていました。

旅行の時は、外に出しておくのですが、
ここのところ寒かったので、家のなかに。
数日間、家の中にいても、ウンコは大きな容器のなかに。
オシッコは浴室の排水口に。

お利巧な猫だと、カンシンしていました。

   

深夜、奥さんがトイレに立った時、
ウンコがしたくなって猫もついて行ったのは良いのですが、
そのまま玄関に閉じ込められてしまったようです。
ついに耐え切れず・・・
猫としては丁度いい大きさの穴だったようです。

そういえば猫の恋の季節ですね。

  恋猫の夫婦喧嘩のなか通る  遅

       

   
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松枯れ         草女

2010年01月29日 | Weblog
 キャベツ畑の中の道路から左に折れ、国民休暇村伊良湖へ行こうとしていた。「なに、これ!」 当たり一面の松が立ち枯れ、黒い幹ばかりになっている。山火事に遭ったのか、この黒い帯は違う場所にも続いている。美しい松林に囲まれていたはずなのに、この異様な有様にただ驚いて、フロントに尋ねると松くい虫との答え。海上の森にも被害に遭った松はあるが、火事の後のように一面の松が立ち枯れているということはない。これが恋路が浜の方へ広がっていけば、サシバなどが渡る前の餌の補給、休憩の場所がなくなるだろうと心配になる。食事の時も職員を捕まえては質問する。3年前には始まっていて、県が対策に当たっているが、畑が近いので薬剤の空中散布ができないことが分かった。

 マツノザイセンチュウは長さ1㎜位の線虫(ミミズを透明にしたようなもの)で北アメリカから入った生物でマツノゴマダラカミキリを利用して元気のよい松にとりつく。
 これにとりつかれと、材の中で水が流れなくなり木は枯れる。愛知県松くい虫被害対策連絡協議会のホームページに、詳しい説明がある。興味関心があれば見てほしい。 
http://www.pref.aichi.jp/cmsfiles/contents/0000005/5726/kyougikaisiryou.pdf
 
 ここ休暇村周辺の被害はとても酷く、お金がないとか、農家と折り合いがつかないなどと言っている暇はない。ぐずぐずしていれば、松はどんどん被害をうけ、防砂林の役目をしないから、生活の上でも被害が広がるし、生物への影響も心配される。

 翌朝、写真を撮るために中に入ると見た眼には死んでいる松林であるが、たくさんの野鳥がいた。アカゲラ、ツグミ、ホオジロ、アオジ、ジョウビタキ、カワラヒワ、メジロ、ヒヨドリ等40分の間につぎつぎと姿を現した。少し救われた感がしたが、早く、手を打ってほしい。

コメント (1)
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