鳥を庭に呼ぶことになったのは、30年前の大雪がきっかけで、こんな処に鳥が来る訳ないと言ったのは私。来るよと蜜柑や林檎を置いたのは連れ合い。実際すぐやって来たのはメジロとヒヨドリ、以来餌を置いている。でも当初スズメを呼ぶとは思っていなかった。あまりにもあたりまえの鳥だったからだ。いつからスズメ用に粟を用意するようになったか記憶がない。スズメの方もレースのカーテンが引いてなければ庭には来なかった。カーテンが開いていても餌を食べに来るようになって、スズメが私を呼んでいると思うようになった。ベランダで干しものをしているとスズメが近くの電線に集まって来ると感じられようになった。また、1週間ほど留守にして、帰って来ると途中から頭上でスズメが騒いでいると思ったこともある。手乗りの小鳥を飼って小鳥の能力が高いことは理解していたが、野鳥が個人を記憶するとは思っていなかった。いまではメジロもウグイスもスズメも私が分かると思っている。餌を持って庭に出ると待ちきれない彼らがすぐそこまで集まってくるから。
もっと驚いているのは、スズメ達の学習能力。長い間庭では、果物や甘い物はメジロ達、粟はスズメやキジバトという不文律があった。4,5年前から、スズメが蜜柑を食べている?柿も?ジャムも?困ったことにスズメは甘い物の良さをしっかり学習してしまった。寒い季節、甘い物はエネルギーに転換しやすいし、脂肪になりやすい。
というわけかスズメたちがメジロやウグイスの餌をしっかり食べるようになった。
庭にはスズメの餌場が二つある。なぜか右側の方が好きで、もう入れないほど集まって喧嘩しているのに左側には1羽もいない。しかしいつの間にか左にもやって来て食べている。最初に左に行く子は誰だろう。その子が甘い物はを食べ始めたに違いない。おかげでこのところ餌は3日も持たないから困っている。
おなじ粟を食べるキジバトはかなりしつっこく啄んでいくが、果物などには目もくれない。スズメの能力の高さに敬意を払いつつ、いい加減げんなりしている。もう安い柿はないよ。
もっと驚いているのは、スズメ達の学習能力。長い間庭では、果物や甘い物はメジロ達、粟はスズメやキジバトという不文律があった。4,5年前から、スズメが蜜柑を食べている?柿も?ジャムも?困ったことにスズメは甘い物の良さをしっかり学習してしまった。寒い季節、甘い物はエネルギーに転換しやすいし、脂肪になりやすい。
というわけかスズメたちがメジロやウグイスの餌をしっかり食べるようになった。
庭にはスズメの餌場が二つある。なぜか右側の方が好きで、もう入れないほど集まって喧嘩しているのに左側には1羽もいない。しかしいつの間にか左にもやって来て食べている。最初に左に行く子は誰だろう。その子が甘い物はを食べ始めたに違いない。おかげでこのところ餌は3日も持たないから困っている。
おなじ粟を食べるキジバトはかなりしつっこく啄んでいくが、果物などには目もくれない。スズメの能力の高さに敬意を払いつつ、いい加減げんなりしている。もう安い柿はないよ。