575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

ラフに消えたボール探して春近し   朱露

2010年01月25日 | Weblog

      豊川平尾カントリーを歩く凸凹四人組。
      同じ顔触れで一年中野山を歩きまわる。
      話すタネは尽きているので黙々と歩く。
      七十半ばを過ぎて死ぬまで生きるのだ。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

薄氷        愚足

2010年01月25日 | Weblog
 来月の句会のお題「余寒」「春寒」を歳時記で調べていたら、「薄氷」というのがあった。
 氷が張るなどということは、私の小学生時代には当たり前のことで、学校の行き帰りに路に張った氷を踏みつけて割ったし、防火用水の氷を割ったり、プールに張った氷を割りに行って危うくプールに落ちかけた友達もいた。
 「初氷」は十二月で大切に割って触って、しばらく観賞したものだ。
 しかし、春になって張った「薄氷」にはそれほどの愛着もなく、急の寒さに驚いただけだった。

  薄氷手にする程のこともなく   ぐ

しかし、この季語にはいい句がありました。

  薄氷の裏を舐めては金魚沈む  西東三鬼
  薄氷の風に吹かるる重さかな  田の上豊作
  うすらひの上やうすうす水流れ 辻 桃子
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする