575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

流れ星志士しかと踏む国境(くにざかい)  結宇

2018年08月26日 | Weblog

国境を越える志士の覚悟が感じられる、とすみさん。
物語の見えてくる句です。

大河ドラマの「西郷どん」で活躍する志士の多くは脱藩。
脱藩は重罪とされる国禁。国境を越える時の気持ちはどんなだったのでしょう?
作者は「志士しかと踏む国境」と詠んでいます。
志士としか、とが頭韻を踏んで足取りを強調するようです。
そんな志士の目に映った流れ星。
吉凶、いずれの前兆でしょう?ドラマチックですね。(遅足)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする