ヒシは池や沼に自生する一年生の水草。
夏に花を咲かせ、秋から晩秋にかけて実をつけます。
とても硬くて棘のある実だったと記憶しています。
小舟にのって収穫するそうです。
作者は、萍という言葉から子供時代を思い出しました。
場所は、お祖父さんとヒシの実を採った水郷地帯です。
農作業に使う田舟という底の浅い小舟に乗って・・・
ヒシの実は、茹で具合によって食感が変わり、
浅いと、シャキシャキと中国料理のクワイに似た感じに。
しっかり茹でると、栗とレンコンを足して
割ったような食感になるといいます。
菱の実は秋の季語です。
私は食べた記憶がないのでなんとも言えませんが・・・
こんな思い出を持った静荷さんは幸せですね。
10日ほどの北海道旅行から帰ってきました。
横浜から、函館、小樽、稚内、網走、十勝と港を廻る船旅。
各地、暑いと言っても30℃を越えるところはありませんでした。
帰ってきた名古屋の暑さはまた格別です。(遅足)