575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

最果ての風の岬のアマツバメ 君の翼は軽すぎないか

2018年08月18日 | Weblog

♪襟裳の春は 何もない春です

森進一の歌う「襟裳岬」
この歌を聞いてから一度は行ってみたいと思っていました。
 
十勝港から、多額のお金がかかったことから黄金道路と
呼ばれる国道336号線を南下することおよそ30分強。
そこがあの襟裳岬でした。
なにもない観光地も魅力的かな、思っていましたが、
売店や風の館という観光施設がちゃんとありました。

北海道の背骨・日高山脈が太平洋に落ち込んでいく岬。
点々と海上遠くまで岩礁の列が伸びています。
沖合で暖流と寒流がぶつかることから霧の名所でも。
灯台には霧笛が備えられているそうです。
風の岬とも呼ばれ、風速10メートル以上の日が年間290日もあるとか。
訪れた日は残りの70日のなかの一日で穏やかな日和でした。

襟裳岬はアザラシの生息地としても有名ですが、
この日は姿を見ることは出来ませんでした。残念。
アマツバメの飛ぶ岬から、帰心矢の如く帰った名古屋は酷暑でした。

                        (遅足)
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