心に迷いのある時、困った時、ふと天を仰ぐことも・・・
そんな時、天は決して人を見捨てはしないようです。
具体的な助言ではありませんが、励ましのメッセージを感ずるのです。
それは天の意志だ、とか、天の心、という言い方をします。
起きてしまったことは、すべて決まっていたことだからと仕方ない。
あるがままに受け入れるべし、と。
では、これからのことも、もう決まっているのでしょうか?
私は、天の意志だから、未来の事も決まっていると考えてきました。
しかし、これは間違っていたようです。
人間より大きな存在に気づく時、自己を客観的に見る位置に身を置くに。
その時、自分がこだわって、こころが硬直していることに気づきます。
執着した心から自由になった時、未来は自由意志と行動次第に。
これが本当の「天の意志」という意味だったようです。
この句、俳句としては中七下五に具体性が欠ける感じです。
流れ星声なき声に耳すます
これは良くない例ですが、読者が共感できる具体的なものがあったほうが
良いと思います。(遅足)