575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

火の粉避けとん汁を待つどんど焼き  郁子

2019年02月10日 | Weblog

昨日、今日と寒い日が続きます。
焚火のような火が恋しくなってきます。

寒い中、待っている姿がうかびます、と幸泉さん。
寒さ熱さ匂い音が感じられる、とすみさん。

佐保子さんにも左義長の句。

  ふるさとの左義長の日や黒き餅  佐保子

「左義長」「どんど焼き」は小正月の行事。
田んぼや空き地に、竹や木どで作った小屋(どんどや)を組み、
松飾り・注連縄などを積み上げて火をつけ燃やします。
この火で焼いた団子や餅を食べると、この一年健康とも。

そういえば焚火が禁止されてから、どんど焼きを見ることも
少なくなりました。
私が初詣に行く千種区にある神社の左義長には、仏具、カレンダー、
ランドセルなどを持ち込む人がいるとか。困った人たちもいますね。
でも焚火の火は懐かしいなあ。(遅足)
コメント (1)
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