初稽古のあと父が茶を淹れてくれました。
ふと見ると茶柱ひとつ。
元旦の凛とした朝。
寿ぎを祝すような湯気が立ち上ります、と作者。
初稽古。① 入門して初めての稽古。
② 新年になって最初の稽古。稽古始め。
この句は新年最初の稽古。伝統芸能などを連想します。
ピアノや声楽でも初稽古というのでしょうね。
お父様は師でもあるのでしょうか?
お茶を淹れていただきました。
新年らしい気持ちのよい句です。
七五への展開が窮屈な感じがします。
初稽古父の淹れたる茶に柱
初稽古父にたまわる茶に柱
でも分かると思いますが、いまいちかも。遅足