花の名を失念。春寒く、落ち着いて思い出すことができない。
作者のもどかしさが伝わります。和歌を彷彿とさせる調べも美しい。
ところで、水仙、梅など春寒に咲く花々。
じっくりと「鑑賞」できる陽気ではなく少し残念な気がします、と殿様。
本当に花の名は忘れやすいですね。これなんて言ったっけ?
と、奥さんに聞くことが増えました。
さすがの奥さんも最近、ちょっと記憶があやしくなってきました。
写真は「紅千鳥」という品種の梅の花。植物園で撮影したものです。
一本の雄蕊の先に花弁がついています。
ちょっと分かりにくいかも知れませんが、
これは「旗弁」というそうです。何故こうなっているのか?
虫を呼び寄せる役目をしているのでは、という説もあるそうです。
風も冷たい日で観察には向いていない一日でした。(遅足)