母の容態が悪いとの連絡を受け実家に帰ったのが4月23日のことでした。
実家の庭に母が愛した白牡丹が一輪咲いていました。それから一週間後の朝、最後の花びらがはらりと落ちました。
なんとなく、もしかして母は今日亡くなるのではないかという気がしました。実際もう予断を許さない状況でした。
その日の夕方、兄が父を母の病室に連れて行きました。、父は「お母さん、これまでありがとう。」とお礼を言っていました。何年かぶりに家族4人だけが病室に集いました。
そしてその日の夜、9時ごろ病院から連絡があり兄が車で駆けつけましたが、間に合いませんでした。母らしい最期だったと思います。
あの日から1か月経ちましたが、まだ、この世から母がいなくなった気がしません。
茜色に染まった夕焼け空を見るたびに「お母さん!」と呼び掛けています。
最近、いろんな蝶が庭にやって来ます。母が来てくれているようです。
夏蝶になって母の現れぬ 麗子
実家の庭に母が愛した白牡丹が一輪咲いていました。それから一週間後の朝、最後の花びらがはらりと落ちました。
なんとなく、もしかして母は今日亡くなるのではないかという気がしました。実際もう予断を許さない状況でした。
その日の夕方、兄が父を母の病室に連れて行きました。、父は「お母さん、これまでありがとう。」とお礼を言っていました。何年かぶりに家族4人だけが病室に集いました。
そしてその日の夜、9時ごろ病院から連絡があり兄が車で駆けつけましたが、間に合いませんでした。母らしい最期だったと思います。
あの日から1か月経ちましたが、まだ、この世から母がいなくなった気がしません。
茜色に染まった夕焼け空を見るたびに「お母さん!」と呼び掛けています。
最近、いろんな蝶が庭にやって来ます。母が来てくれているようです。
夏蝶になって母の現れぬ 麗子