575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

卯の花の歌懐かしく友の顔  泉

2020年06月08日 | Weblog
思い出すのは高校時代の友ばかり。
今も付き合っているのも高校時代の友が多い。
小中の友とは交流がないのは、戦争のためでしょうか・・・。(静荷)

小学生の音楽の授業で「夏は来ぬ」を歌いました。
給食の後の5時間目で眠くて眠くて、先生もついに「立って歌いなさい」と言いましたが
全員半分寝ながら立ったまま歌いました。(作者)




藤の房土に積み上ぐ2020(ニセンニジュウ)  竹葉

九州の有名な藤園で見物客がこないよう房を切り落としてしまいました。
そんな無残な様子がコロナの年の象徴の様に感じました。(作者)

これは八女市にある国の天然記念物「黒木の大藤」の花が、
見頃を迎えたにもかかわらず、刈り取られることになったというニュースだそうです。
コロナウイルスの感染拡大防止のために祭りも中止しましたが、
それでも多くの人出があり、「人の命より大切なものはない」と苦渋の決断。
「花に罪はないのに」との声も。

球根を大きくするために。
チューリップの花びらを皆切ってしまう。
藤の花も、実が木の栄養分を吸収し、
木の負担をかけないように房切り作業を行うそうです。
どちらも人間優先の世界観で、花には迷惑な話かも・・・。(遅足)


コメント
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