575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

小鳥来るついばむ土に穂の香り 泉

2020年11月04日 | Weblog
皆さんのコメントの紹介です。

等さん「刈り取りが済んだ田で、鳥たちが落穂をついばんでいる。田園の秋の暮を詠んだ静かな句です。」
すみさん「穂の香りがきいている}
佐保子さん「秋の静かでかつ豊かさを感じさせ、今の世相に欠ける世界に心慰められて、、、」

ほんとうに、
このところ何かとギスギスしがちな世情、
コロナ禍
生きづらさを覚える方もいらっしゃると思います。
この句の穏やかな光景にほっとします。
 

結宇さん「小鳥もここでは雀でしょうね。 確かに庭に米粒を捨てると、間もなく雀がきてます。
    どこから見てるのかしらんと思います。 穂の香りというのは、そんなものを背景にしてるのでしょうか。

 自動精米機所でガーガーとやっていると、いつの間にやら戸口に雀が群がって
 帰り際、通行税代わりにお米を一つかみ撒いたりします。
これはせわしないですが、刈田に群れ来てしきりにチョンチョンつつく雀は愛らしいですね。
土の香りを想像できる作者の感性も素敵です。郁子


コメント
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