575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

新蕎麦をすすりて友の生返事  郁子

2020年11月24日 | Weblog
この句のポイントは「生返事」ですね。 俳諧味のあるユニークな一句。蕎麦を味わっている最中に話しかけられてもなかなか返事できませんよね。あるいは、友人は何かの事情で心ここにあらずでしょうか?

結宇さん:雰囲気が分かります。 注意はそちらへと言った図式ですよね。 滑稽味というか、そんな感じを持ちます。

すみさん:新蕎麦があまりにも美味しくて生返事になってしまうのかな?

今回の句会では「すする」という語を入れて句を作った方が4名いらっしゃいました。あのズルズルという音は蕎麦ならではですね。

「思い切りすする新蕎麦一口目」は竹葉さんの句。
新蕎麦の一口目、勢いよくすする様子が目に浮かびます。時に、ワサビでむせてしまうような(笑)
明日も「すする」俳句ご紹介します。

千香子さんから「こうすればよかったよ」というアドバイスが欲しいとのご意見を頂きました。遅足さんのアドバイスが欲しいところですが、今はまだ難しいご様子なので、選句しなかった皆さんもコメント欄に、感想やもっと良くなるひとことをお気軽に入れてくださいね。

                               麗子


コメント
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