ポストにはがきを放り込むついでに
小春日の心地よさに誘われて公園に足をのばしました。
手にはコンビニで買ったホットコーヒー￥１００
公園と言っても、戦後まもなく植えられたメタセコイアの並木や
丘陵地を利用してハイキングできるような自然豊かな、いや
うっそうとした公園。。（笑）
夏の間は、樹木圧というのでしょうか。
濃すぎる緑に気圧されて、足が遠のいていましたが
落葉、黄葉でちょうどいい感じになりました。成熟した森といったところ。
ベンチに腰をおろし、買ってきたブレンドコーヒーをいただく。
遠くに鳥の声が聞こえます。乾いた葉のそよぎに耳を澄ますと、
重なる木々のざわめきが波のように近づいてきて、一瞬の静寂。
多少の時間差で私の髪や周りのものを揺らし、後ろの木を揺らしていきます。
そうか、風は吹くのではなく移動してるのね。
１００円コーヒー一杯で、トトロの猫バスの世界を肌で感じる至福の時間をもてました。
家に帰ると、娘が薄暗がりでリモートワークのキーボードをたたいています。
今度、公園に連れ出してやるか。。。
猫バスの落ち葉蹴散らして駆け抜ける 郁子
