人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

カメラスライダーで3D写真

2022年12月14日 | 写真

毎日こんな天気なので家に籠っています。

 

暇つぶしに道具箱の中のガラクタ集めてこんな物作りました、手動のカメラスライダーです。

 

近接撮影の3D写真の場合は、カメラを数mm~1.0cmほどずらして撮影します。

 

遠景の3D写真の場合は、カメラを10cm~20cmずらして撮影します。

数百m先の鉄塔と2.0kmほど遠方のビル群が立体的に見えるはずです。

 

どうしても裸眼では立体的に見えない人のためにこんな簡易実体鏡が有ります。

これはPENTAXカメラのおまけですが、東急ハンズあたりに売っているかもしれません。

 


光いろいろ

2022年12月08日 | 写真

あまねく地上を照らすのは陽の光だけではありません。

 

月の光に照らされた父島小港海岸の枕状溶岩露頭。

 

新月の夜、赤色の大気光に照らされた海へと続く道。

 

夕暮れ迫る中、街の明かりに照らされた帰り道。

 

街の明かりも集まればこんなに明るくなります、北朝鮮だけは真っ暗。


オオカメノキと亀

2022年12月07日 | 写真

雪舞う朝の日の出、これからはこんな朝が多くなります。

 

裏山では五月下旬から六月上旬にかけてオオカメノキの花が咲きます。

 

この時期は山に霧の掛かることが有り、森の中に白い花が幻想的に浮かび上がります。

 

スイカズラ科オオカメノキ(大亀の木)別名ムシカリ(虫狩)、葉の形を亀の甲羅に見立てたもの。

 

背中に苔の生えた様な人は世の中に多くいますが、実際に甲羅に苔の生えた亀を見たのは初めてです。

鶴は千年亀は万年、苔の生えた亀は長寿の象徴ですが、このアオウミガメはまだ子供みたいです。

誰かが悪さしてボンドでくっ付けたんじゃないかと思う程見事な生えっぷり、

小笠原母島の漁港の水槽で見かけました。


片時雨とオリズルラン

2022年11月22日 | 写真

晩秋の頃冷たい雨が降ったり止んだりの時雨模様、今朝は空の一方が晴れている片時雨。

 

蘭ではないのに〇〇蘭という名前の植物が目の前に有った、キジカクシ科オリズルラン(折鶴蘭)。

アフリカ原産の観葉植物で時々白い花を咲かせる、アスパラガスやスズランなどもその仲間。

記憶に有る限りでは30年以上前から大きく成ったら株分けしては植え替えて今日に至っている。


ガンコウラン

2022年11月20日 | 写真

今日もまた朝日が昇る、ベランダの気温は4℃、寒いがまだ雪は降らない。

 

蘭ではないのに〇〇蘭という名の植物は多い、

これは木本植物なのに珍しくガンコウラン(岩高蘭)。

名前の由来を調べたが不明という答えが多かった。


ハードディスクの肥しになっていた写真

2022年11月15日 | 写真

昔々、座間味島の高月山で見かけたこの花、長い間名前が分からずハードディスクの

肥しになっていたのだがついに判明、ユリ科のソクシンラン(束心蘭)とのこと。

 

名前の由来は、蘭に似た葉の束の間から花茎を出すことによる。

関東以南から南西諸島にかけて広く分布する、なんだソクシンランではないかと言われそう。

 

これも昔々、高月山展望台から撮った古座間味ビーチの湾内を漂う謎の青い光。

右奥の明かりのついた島は阿嘉島です。

 

画像を拡大してみると、海面がボコボコと泡立っている様に見えることから、

物好きなダイバーが夜の海に潜っていただけなのだろう。

 

キツネノマゴ科アリモリソウ(有盛草)九州南部以南に分布する、これは西表島で撮ったもの。

 

これも西表島のジャングルで、いいなぁ~、一年中緑が一杯で。

 

北海道はもうすぐこうなります、いやだぁ~。


光のある風景

2022年11月14日 | 写真

一雨ごとに気温が下がる、今日は昨日よりも8℃も気温が低下、朝の雨にダブルレインボーが。

いつまで経ってもコロナは終息しないし、段々と寒くなってきた、この先年寄りはどうしたらいいのだ。

なんて暗いこと言ってもしょうがないので、光の有る写真を集めてみた。

 

旭日旗のデザインはウソだ、雲が無ければ光芒は出ない。

 

夕焼け空が美しいのも雲が有ればこそ、それも高い雲が。

 

高度10,000m雲の上はいつも晴れ、遠くに富士山が見えている。

 

光は命の源、もっと光をと言ったのは誰だったかな。

 

青空にイチョウの黄葉、散り際が美しいのは桜だけではない。

 

光のある風景、一番美しいのは夜空かもしれない。


皆既月食は雲の中

2022年11月09日 | 写真

昨日の皆既月食はここまで、後はズ~ッと雲の中、札幌市にて。

 

面白くないので雲の上に頭を出す富士山です。富士山頂上からは奇麗に見えただろうな月食、凍死しそうだが。

進行方向の左側に富士山が見えているから、もうすぐ羽田に着陸、これから北海道へは夜間飛行。

翼の先端にウイングレットが付いていないので、古い写真であることがばれてしまいますね。


光と陰

2022年10月08日 | 写真

部屋の明かりを消して、スマホもパソコンも電源を切って、

小さなランプの明かり以外何も無い空間に身を置いてみましょう。

視覚・聴覚への情報源はなにも有りません、有るのは自分の頭の中だけ、妄想がふくらみますよ。

 

月の光で海を見る人、目が慣れてくると昼間の様に見えます、ただし陰の部分は真っ暗です。

ちょっと時間と場所をずらせば、そこには非日常の世界が有り、頭の中の歯車をリセットできます。