沖縄県産の泡盛は、二日酔いしない酒と言われていますが、何ごとも程ほどに。この「轟」は、値段・飲み口・口 当たり、泡盛入門酒としては打って付けです。製造元はラベルを見ますと「沖縄県名護市許田・ヘリオス酒造 (株)」と成っていますが、私的には「テイダ酒造(株)」としてほしかった。(テイダとは、沖縄方言で太陽です)
「轟」とは、広辞苑によりますと「音のひびきわたるさま」と有ります。旨さと酔いが、轟のごとく全身を響き渡る、 なんて事でネーイミングしたんでしょうがね?でも車を三つ書いて「轟」とは、ふと疑問に感じました。昔たとえば江 戸時代、轟く様な音とは、雷・台風・荒波?自然現象しか思い浮かびません。漢字が出来た古代中国でも、同じ様 な物、町中を走る三台の騎馬戦車・荷車、静寂を破る轟だったんでしょうか。
それに比べれば、現代は「轟」だらけ。せめて酒だけは、虫の音・風のそよぐ音なんて中で飲みたいものです な。