端っこ大好き人間が高じて、日本列島の端から端までを船で旅する計画を建ててみた。北の端を礼文島のスコ トン岬、南の端を与那国島の西岬(イリザキ)とした。鹿児島までは出来るだけストレートに、南西諸島は所々立ち寄 って、と言う計画である。もちろん全て海路では不可能であるが、それにしても困難が多すぎる。
難関その1:稚内発のフェリーは勿論の事、定期便の貨物船も無いとの事(稚内市役所情報)。
出発地を小樽または苫小牧とせざると得ない。
難関その2:トカラ列島の何れかの島に立ち寄るためには、週2~3便の村営「フェリーとしま」に頼らざるを得な
い、これも天候しだいでかなりアヤシイ。フェリーとしまは、1,391t 定員200名です。
難関その3:トカラ列島から脱出するためには、週一便の奄美大島名瀬行を待たねばならない。
ここで3~4日島に足止めを喰らうことになる。海が荒れれば何時のことになるやら。
難関その4:名瀬~那覇まで途中奄美諸島に立ち寄る航路は、マルエーフェリであるが、これは四日に一便。
難関その5:那覇~宮古~石垣間は、有村産業の「飛龍」であるがこれも3~4日に一便である。
難関その6:石垣発与那国行きは、水曜日と土曜日発の「フェリーよなくに」のみ。
最大の難関:立ち寄り先をトカラ列島の何れかと宮古島とした場合(まだ行ったことがない)、乗り継ぐ航路は
8航路となる。最も効率の良い出発日を決めるのは、因数分解に等しい。
まあ暇だから、いいんだけれども。