先日太平洋側での飲み会の帰り、翌日支笏湖経由で日本海側の自宅へ戻った。
普段はヨレヨレの年寄なんだが、酒の匂いを嗅ぎつけると元気になり、100kmぐらいは車を飛ばして駆けつけるのだ。
波静かな湖面を行く遊覧船とカヌー、やはり夏は水辺の風景がいいな。
千歳川の清流、水は冷たそうだが飛び込んで泳ぎたい。
支笏湖へ流入する河川は、美笛川とオコタンペ川ぐらいしか無いのだが、流量が豊富だ。
支笏カルデラの側火山、風不死岳と樽前山が形作る美しい風景。
日本の国土は地球上の陸地の0.25%しかないが、活火山は7%が集中しているそうだ(8月27日の朝日新聞)。
美しい風景と災害リスクは表裏一体ってことだ。
地震・津波・火山噴火に台風と、日本の国土は災害リスクの見本市みたいなものだが、その狭い日本の国土に今じゃ災害リスクのトップに躍り出た原発を50基以上も作っちゃって。
災害リスクの管理は、対自然だけではなく人間の存在そのものに起因し内在する災害リスクも考えなければならない時代になった・・・・少々手遅れではあるが。